こんにちは、カメラギアセレクト管理人のユウです。
OLYMPUS PEN E-P7は、レンズを付けても気軽に持ち歩きやすい小型ボディが魅力のカメラです。
だからこそ交換レンズを選ぶときは、焦点距離やF値だけでなく、レンズを付けた状態でどこまで小さく軽く使えるかまで見ておきたいところ。
例えば、日常のスナップなら17mmや25mmのF1.8単焦点が候補になります。
一方、旅行でレンズ交換を減らしたいなら、14-42mmの小型標準ズームがかなり実用的です。
しかもPEN E-P7では「単焦点だから軽い、ズームだから重い」とは限りません。
純正14-42mm EZは93gなので、現行17mm F1.8 IIの112gより軽いほどです。
この記事では、PEN E-P7の小ささをなるべく崩さないことを軸に、単焦点とズームの違い、17mmと25mmの使い分け、旅行や人物撮影に合うレンズ、Panasonic製レンズを使うときの注意点まで詳しく見ていきます。
記事のポイント
- PEN E-P7に装着できる交換レンズの種類
- 17mmと25mm単焦点の画角と使い方の違い
- 小型単焦点と標準ズームの重量やF値の違い
- 日常・人物・旅行・望遠向けレンズの選び方
PEN E-P7のレンズ選び
PEN E-P7に合う交換レンズを探すなら、最初にカメラ側の基本仕様を知っておくと選びやすくなります。
特に確認したいのが、マウント、35mm判換算の画角、ボディー内手ぶれ補正、本体重量の4点です。
マイクロフォーサーズ対応
PEN E-P7は、マイクロフォーサーズ規格準拠のレンズ交換式カメラです。
レンズマウントはマイクロフォーサーズマウント。
撮像画面サイズは17.4×13.0mmの4/3型Live MOSセンサーで、有効画素数は約2030万画素となっています。
本体の大きさは118.3×68.5×38.1mm。
質量はバッテリーとメモリーカードを含め337g、本体のみなら289gです。
詳しい本体仕様は、OM SYSTEM公式「PEN E-P7 主な仕様」でも確認できます。
交換レンズの種類そのものがまだ分かりにくい場合は、交換レンズの種類・焦点距離・選び方もあわせて確認すると、レンズ名に書かれた数字を読みやすくなります。
画角は約2倍換算で見る
マイクロフォーサーズのレンズを選ぶときは、35mm判換算の画角を見ると比較しやすくなります。
目安は、レンズに書かれた焦点距離のおよそ2倍です。
| 実焦点距離 | 35mm判換算 | 画角のイメージ |
|---|---|---|
| 12mm | 約24mm相当 | 広角 |
| 14mm | 約28mm相当 | 広角 |
| 17mm | 約34mm相当 | スナップ向け |
| 20mm | 約40mm相当 | 標準寄り |
| 25mm | 約50mm相当 | 標準 |
| 45mm | 約90mm相当 | 中望遠 |
| 150mm | 約300mm相当 | 望遠 |
例えば17mmレンズをPEN E-P7に付けると約34mm相当、25mmなら約50mm相当の画角として考えられます。
ここで注意したいのは、レンズそのものの焦点距離が2倍になるわけではないことです。
35mm判カメラと比較したときの写る範囲が変わります。
マイクロフォーサーズ規格の考え方については、フォーサーズ&マイクロフォーサーズ公式FAQでも35mm判換算との関係が案内されています。
5軸手ぶれ補正を搭載
PEN E-P7には、撮像センサーシフト式の5軸ボディー内手ぶれ補正があります。
公式の補正効果は4.5段で、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZの42mm位置、35mm判換算84mm相当を使って測定された数値です。
このため、17mm F1.8 IIや25mm F1.8 IIのようにレンズ内手ぶれ補正を持たない単焦点でも、E-P7本体側の手ぶれ補正を利用できます。
PEN E-P7では、レンズ内手ぶれ補正の有無だけで候補を外す必要はありません。
小型単焦点を選びやすいのは、ボディー側に5軸手ぶれ補正があることも理由のひとつです。
おすすめレンズを比較
ここでは、PEN E-P7の小型ボディと組み合わせやすいレンズを、焦点距離、F値、重量、用途から比較します。

E-P7込みの重量は、337gの本体公称重量と各レンズの公称重量を単純に足した目安です。
キャップやフードなどを含めた実際の携行重量とは異なる場合があります。
| レンズ | 換算画角 | 開放F値 | 重量 | E-P7込み目安 | 向く用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| M.ZUIKO 17mm F1.8 II | 34mm | F1.8 | 112g | 約449g | 日常・旅行 |
| M.ZUIKO 25mm F1.8 II | 50mm | F1.8 | 156g | 493g | 人物・日常 |
| M.ZUIKO 45mm F1.8 | 90mm | F1.8 | 116g | 約453g | 人物・ポートレート |
| LUMIX G 20mm F1.7 II | 40mm | F1.7 | 約87g | 約424g | 小型スナップ |
| M.ZUIKO 14-42mm EZ | 28-84mm | F3.5-5.6 | 93g | 430g | 日常・旅行 |
| LUMIX G 12-32mm | 24-64mm | F3.5-5.6 | 約70g | 約407g | 旅行・風景 |
| M.ZUIKO 12-45mm F4 PRO | 24-90mm | F4 | 254g | 約591g | 風景・旅行・近接 |
| M.ZUIKO 40-150mm R | 80-300mm | F4-5.6 | 190g | 約527g | 望遠・イベント |
| M.ZUIKO 14-150mm II | 28-300mm | F4-5.6 | 285g | 約622g | 旅行・高倍率 |
◆ユウのワンポイントアドバイス
PEN E-P7では、レンズ単体の性能だけを見るより「カメラに付けたまま持ち歩きたいと思えるか」を重視したいところです。
500g前後までに収まる組み合わせが多く、小型単焦点だけでなく14-42mm EZも携帯性ではかなり魅力があります。
小型単焦点を選ぶなら
PEN E-P7らしい小さなシステムを作りやすいのが単焦点です。
特に17mm、20mm、25mmは日常撮影で使いやすく、F1.7~F1.8の明るさを持ちながら重量も抑えられています。
17mm F1.8 II
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 IIは、35mm判換算34mm相当になる小型単焦点です。
焦点距離17mm、開放F1.8、最短撮影距離0.25m。
サイズは最大径57.6mm、全長37.6mmで、質量は112gとなっています。
E-P7との単純合計は約449g。
34mm相当なので50mm相当の25mmより広く、被写体だけでなく周囲の景色まで一緒に入れやすい画角です。
街歩き、旅行、カフェ、室内、日常記録など、「目の前の雰囲気ごと残したい」撮り方に合わせやすいでしょう。
ズームはできませんが、F1.8まで開けられるので、14-42mm EZとは違った撮り方ができます。
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 IIは、Amazonや楽天市場で販売状況を比較したいレンズのひとつです。
25mm F1.8 II
M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 IIは、35mm判換算50mm相当の標準単焦点です。
焦点距離25mm、開放F1.8、最短撮影距離0.25m、質量156g。
E-P7と組み合わせた公称重量の単純合計は493gです。
50mm相当は17mmより写る範囲が狭くなるので、人物、料理、小物、テーブルフォトなど、主役を決めて画面を作りたい場面に合わせやすくなります。
日常写真でも使えますが、狭い室内で全身を撮ったり、大きな建物を近距離から収めたりする場面では17mmより後ろへ下がる必要があります。
人物や日常写真を中心に使うなら、M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 IIもAmazon・楽天市場で比較しやすい候補です。
17mmと25mmの違い
17mmと25mmはどちらもF1.8ですが、使ったときの感覚はかなり違います。
| 比較 | 17mm F1.8 II | 25mm F1.8 II |
|---|---|---|
| 35mm判換算 | 34mm相当 | 50mm相当 |
| 開放F値 | F1.8 | F1.8 |
| 重量 | 112g | 156g |
| 得意な場面 | 街歩き・旅行・室内 | 人物・料理・小物 |
| 写し方 | 周囲も含めやすい | 被写体を切り取りやすい |
旅行先の街並みや人物と背景を一緒に写す機会が多ければ17mm。
人物や料理など一つの被写体へ視線を集めたいなら25mmという考え方が分かりやすいでしょう。
「どちらの画質が上か」だけで決めるより、自分が普段どのくらいの範囲を写真に入れたいかで選ぶほうが失敗を減らせます。
45mm F1.8
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8は、35mm判換算90mm相当の中望遠単焦点です。
質量は116gと軽く、E-P7と組み合わせても約453gに収まります。
17mmや25mmより画角が狭いため、日常の万能レンズというより、人物撮影やポートレート、花、少し離れた被写体を撮るときに役立つレンズです。
開放F値はF1.8。
焦点距離が長いこともあり、被写体と背景の距離を取れば背景をぼかした写真を作りやすくなります。
ただし90mm相当なので、室内や狭い場所では被写体との距離を確保しにくい場面があります。
最初の1本というより、17mmや標準ズームを使ったあとに人物用として加えるほうが目的を明確にしやすいでしょう。
LUMIX 20mm F1.7 II
Panasonic LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.は、PEN E-P7の小ささを残しやすい他社製単焦点です。
焦点距離20mmは35mm判換算40mm相当。
開放F1.7、最短撮影距離0.2mで、質量は約87gです。
E-P7と組み合わせた単純合計は約424g。
全長も約25.5mmなので、かなり薄くまとめられます。
34mm相当の17mmと50mm相当の25mmの間に位置する画角なので、「17mmでは少し広いけれど25mmだと狭く感じる」という場合にも候補になります。
Panasonic製でもマイクロフォーサーズ規格の対応レンズならE-P7へ装着できます。
ただし、メーカー独自機能まで完全に共通とは限りません。
ズームレンズを選ぶなら
旅行や家族との外出など、撮影のたびに自分が前後へ移動できない場面ではズームレンズが便利です。
PEN E-P7の場合、標準ズームでもかなり軽量な製品があるため、「ズームを選ぶと小型性を失う」とは限りません。
14-42mm EZ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZは、PEN E-P7のレンズキットにも採用された標準ズームです。
焦点距離は14-42mmで、35mm判換算28-84mm相当。
広角寄りの風景から人物まで、日常で使いやすい範囲を1本でカバーします。
開放F値はF3.5-5.6、質量は93g。
収納時の全長は22.5mmという薄型の電動式パンケーキズームです。
E-P7と組み合わせても約430g。
17mm F1.8 IIとの約449gより軽く、25mm F1.8 IIとの493gよりも軽量です。
携帯性だけなら、14-42mm EZは単焦点にも負けません。
ズームできる便利さまで含めると、日常や旅行でレンズを1本だけ付けて出かけたい人には扱いやすい構成です。
一方、開放F値は17mmや25mmのF1.8より暗くなります。
夜の街や室内撮影、背景をぼかしたい撮影まで考えるなら、単焦点を追加する意味が出てきます。
小型ズームを1本で使いたいなら、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZの販売状況をAmazon・楽天市場で確認しておくと比較しやすいでしょう。
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M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZの販売状況を比較
※価格、在庫、商品の状態、付属品は販売先で最新情報をご確認ください。
12-32mmは広角寄り
Panasonic LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6は、さらに軽い小型標準ズームです。
焦点距離は12-32mmで、35mm判換算24-64mm相当。
質量は約70g、収納時の全長は約24mmです。
E-P7との単純合計は約407gとなり、今回比較するレンズの中でもかなり軽い組み合わせになります。
純正14-42mm EZと比べると、12-32mmは24mm相当まで広く撮れる一方、望遠側は64mm相当までです。
風景、建物、狭い室内を広く写したいなら12-32mm。
人物などでもう少し望遠まで使いたいなら14-42mm EZと考えると違いが分かりやすいでしょう。
12-45mm F4 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROは、24-90mm相当をカバーする標準ズームです。
ズーム全域F4で、最短撮影距離は広角側0.12m、望遠側0.23m。
35mm判換算の最大撮影倍率は0.5倍相当です。
14-42mm EZの広角端が28mm相当なのに対し、こちらは24mm相当。
風景、建築、室内などでは、この4mmの違いが写せる範囲に表れます。
ただし重量は254gで、E-P7との組み合わせは約591gです。
14-42mm EZの約430gと比べればサイズ感は変わるため、「とにかく小さく」という選び方より、24mm相当の広角、F4固定、近接撮影まで含めて使いたい場合の候補になります。
望遠レンズは必要か
PEN E-P7で機材を増やしすぎたくないなら、望遠レンズは「いつか使うかも」で買うより、標準ズームでは届かない被写体を撮りたいと分かってから加える方法があります。
運動会、動物、屋外イベント、遠景などを撮るなら、望遠域を追加する意味が出てきます。

40-150mm R
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rは、PEN E-P7のダブルズームキットにも採用された望遠ズームです。
35mm判換算では80-300mm相当。
質量190gなので、300mm相当まで使える望遠ズームとしては持ち歩きやすいサイズです。
E-P7との単純合計は約527g。
14-42mm EZと組み合わせれば、28-84mm相当と80-300mm相当を2本でほぼ連続してカバーできます。
遠くの人物、動物、運動会、屋外イベントなど、14-42mm EZでは小さくしか写せない被写体があるなら追加する価値があります。
反対に日常スナップと旅行の街歩きが中心なら、使う機会が少ないままバッグの中に入れっぱなしになる可能性もあります。
14-150mm II
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIは、35mm判換算28-300mm相当を1本でカバーする10.7倍ズームです。
広角寄りから300mm相当の望遠まで1本で変えられるため、旅行中にレンズ交換をできるだけ減らしたい場合に向いています。
質量は285gで、E-P7と組み合わせると約622gです。
14-42mm EZほど小さくはありませんが、「軽いレンズを複数持つ」のではなく「広い焦点距離を1本で持つ」という考え方ができます。
旅行向けの焦点距離をさらに詳しく知りたい場合は、旅行用交換レンズを1本で済ませる焦点距離の選び方も参考にしてください。
用途別にレンズを選ぶ
スペック表だけでは決めにくい場合は、PEN E-P7を何に使うかから候補を絞っていきます。
日常、人物、旅行、望遠では必要な焦点距離が違うため、同じレンズがすべての人に合うわけではありません。
日常なら17mmか25mm
普段の街歩きや家の中、カフェ、家族との外出などを撮るなら、17mm F1.8 IIか25mm F1.8 IIから考えやすいでしょう。

17mmは34mm相当なので、被写体と背景を一緒に入れやすい画角です。
25mmは50mm相当となり、写る範囲は少し狭くなります。
そのかわり人物や料理、小物などへ視線を集めやすくなります。
どちらもF1.8なので、日中だけでなく室内や夕方にも使いやすい単焦点です。
すでに14-42mm EZを持っているなら、そのズームを17mmや25mm付近へ合わせて何日か撮ってみてください。
自分が自然に使う画角が分かれば、単焦点選びもかなり簡単になります。
人物なら25mmか45mm
人物を中心に撮るなら、50mm相当の25mm F1.8 IIと90mm相当の45mm F1.8が候補になります。
25mmなら人物だけでなく周囲の様子も残しやすく、室内でも比較的使いやすい距離です。
45mmは人物を大きく切り取りやすく、背景を画面から外しやすい中望遠。
屋外のポートレートには合わせやすいでしょう。
ただ、45mmは狭い部屋だと距離を取れないことがあります。
家族写真や日常撮影まで1本でこなしたいなら、最初は25mmのほうが使える場面を広げやすいかもしれません。
旅行なら小型ズーム
旅行では撮るものが次々変わります。
街並みを撮った直後に料理を撮り、そのあと少し離れた建物や人物を撮ることも珍しくありません。
そんな場面では14-42mm EZが便利です。
28-84mm相当まで1本で変えられ、しかも93gなのでPEN E-P7の軽快さを残せます。

風景や建物を広く撮る機会が多ければ24-64mm相当のLUMIX 12-32mm、望遠まで1本にしたければ28-300mm相当の14-150mm IIという選択もあります。
◆ユウのワンポイントアドバイス
旅行だからとレンズを何本も持っていく必要はありません。
まず小型標準ズーム1本を基本にして、「夜の街を明るいレンズで撮りたい」なら17mmや25mmを追加するくらいでも、かなり幅のある撮り方ができます。
花や小物ならマクロ
花、小物、アクセサリーなどへ大きく寄って撮りたいなら、M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroがあります。
焦点距離30mmは35mm判換算60mm相当。
最短撮影距離0.095m、最大撮影倍率1.25倍で、35mm判換算では2.5倍相当です。
質量は128gなので、マクロ撮影用レンズとしてもPEN E-P7と組み合わせやすいサイズです。
17mmや25mmにも近接撮影はできますが、小さな被写体を画面いっぱいに写したいならマクロレンズの役割は別になります。
単焦点とズームの違い
PEN E-P7の交換レンズで迷いやすいのが、明るい単焦点と小型ズームのどちらを先に選ぶかです。
それぞれの違いを理解しておけば、レンズの本数を増やしすぎずに済みます。
単焦点はF値が小さい
17mm F1.8 II、25mm F1.8 II、45mm F1.8などは、焦点距離を変更できないかわりにF1.8まで絞りを開けられます。
F値が小さいと、同じISO感度なら暗い場面で速いシャッター速度を選べる条件が増えます。
また被写界深度を浅くしやすいため、被写体と背景の位置関係によっては背景をぼかした写真も作りやすくなります。
ただし、ボケはF値だけで決まりません。
焦点距離、撮影距離、被写体から背景までの距離も関係します。
同じF1.8でも34mm相当の17mmと90mm相当の45mmでは、写真の見え方がかなり変わります。
ズームは画角を変えられる
14-42mm EZなら28-84mm相当の範囲をレンズ交換なしで変更できます。
風景では広角側、人物では中間、少し離れたものなら望遠側というように、その場で構図を変えられるのがメリットです。
旅行、家族との外出、イベントなど、自分が自由に前後へ動けない場面では便利でしょう。
ただし14-42mm EZの開放F値はF3.5-5.6です。
F1.8単焦点とは明るさに差があるため、撮影する場面によって使い分ける意味があります。
小型さだけならズームも有力
単焦点は小さいというイメージがありますが、E-P7では必ずしもそうではありません。
14-42mm EZは93g。
現行17mm F1.8 IIは112g、25mm F1.8 IIは156gなので、重量だけなら14-42mm EZのほうが軽くなります。
つまりPEN E-P7では、単焦点を選ぶ理由は「ズームより軽いから」だけではありません。
F1.8の明るさ、固定された画角で撮る感覚、背景をぼかしやすい条件を作れることなどに価値があります。
Panasonicレンズの注意点
PEN E-P7はマイクロフォーサーズなので、OM SYSTEMだけでなくPanasonicなどの対応レンズも候補にできます。
ただし、マウントが同じことと、メーカー独自機能がすべて同じように動くことは別です。
基本互換性と独自機能
マイクロフォーサーズ規格では、メーカーをまたいで対応レンズを装着できます。
そのためLUMIX G 20mm F1.7 IIや12-32mmなどもPEN E-P7の候補になります。
ただし、レンズ独自の絞りリングや光学式手ぶれ補正などは、ボディーとの組み合わせによって利用方法が変わる場合があります。
例えばPanasonic 12-32mmや35-100mmなど、一部レンズのO.I.S.はE-P7との組み合わせで利用できないとされるものがあります。
E-P7にはボディー内5軸手ぶれ補正がありますが、PanasonicレンズのO.I.S.も同時にそのまま使えると決めつけないようにしてください。
Panasonic製を含む他社レンズを購入する場合は、レンズ名だけでなくマイクロフォーサーズ対応であることと、ボディーとの機能互換性を確認してください。
マウントの考え方は、カメラレンズのマウント種類と互換性でも詳しく解説しています。
購入前に確認したい点
焦点距離やF値が希望どおりでも、世代違いや防塵・防滴、他社レンズの機能を勘違いすると購入後に戸惑うことがあります。
特に中古レンズまで候補に入れるなら、型番の末尾まで確認してください。
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カメラのキタムラで中古カメラを探す|在庫・状態・保証を比較
中古カメラを選ぶなら、価格だけでなく商品の状態、付属品、保証内容まで確認することが大切です。
カメラのキタムラでは、ミラーレス、一眼レフ、交換レンズなどの中古在庫を探せます。
欲しい機種が決まったら、現在の中古カメラ在庫や商品の状態を確認して比較してみてください。
※中古品は在庫、価格、商品の状態が随時変わります。
リンク先で最新情報をご確認ください。
17mmと25mmは世代に注意
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8と25mm F1.8には旧型と現行II型があります。
17mm F1.8 IIは112gで防塵・防滴設計、金属外装を採用しています。
旧型は120gで、防塵・防滴には対応していません。
また旧17mm F1.8にはスナップショットフォーカス機構がありますが、II型にはありません。
25mmでは旧型が137g、II型が156g。
II型では防塵・防滴と金属外装が採用されています。
新型だからすべての機能が増えているとは限らないので、中古の旧型と比較するときは世代まで確認したいところです。
E-P7本体は防滴ではない
現行17mm F1.8 IIや25mm F1.8 IIは防塵・防滴設計ですが、PEN E-P7本体は防塵・防滴ボディーではありません。
そのため、防塵・防滴レンズを装着したからといって、カメラとレンズを組み合わせたシステム全体が防塵・防滴になるわけではありません。
E-P7にはスーパーソニックウェーブフィルターによるセンサーのダスト対策がありますが、これは雨や外部からの水滴に対するボディー防滴とは別の機能です。
フォーサーズとは区別する
中古レンズを探すと、「フォーサーズ」と「マイクロフォーサーズ」の両方が見つかることがあります。
古いOLYMPUS E-SYSTEM用ZUIKO DIGITALはフォーサーズ規格で、PEN E-P7へ直接装着するレンズではありません。
対応するマウントアダプターを介して使う方法はありますが、初めてPEN E-P7用レンズを購入するなら、商品説明でマイクロフォーサーズと明記されたレンズから選ぶほうが分かりやすいでしょう。
OLYMPUS、OM SYSTEM、Panasonicなどメーカー名だけで互換性を判断しないでください。
同じメーカー内でも別マウントの製品があります。
正確な対応状況はメーカー公式サイトで確認し、判断に迷う場合はメーカーサポートや販売店などの専門家へ相談してください。
キットレンズの次は何を買う
すでに14-42mm EZを持っている場合、次のレンズは「何が足りないか」から決めると選びやすくなります。
17mmや25mmを追加しても焦点距離そのものは14-42mmの範囲内なので、新しい画角が増えるわけではありません。
明るさなら17mmか25mm
14-42mm EZを使っていて、「室内でもう少し明るく撮りたい」「背景をぼかしたい」と感じるなら、17mmまたは25mm F1.8を加える意味があります。
街歩きや旅行を中心にするなら17mm、人物や料理を中心にするなら25mmと考えてみてください。
キットズームで17mmと25mm付近を試して、自分が心地よいと感じる画角を確認してから単焦点を買う方法もあります。
遠くを撮るなら40-150mm
標準ズームで「もっと大きく写したい」と感じるなら、40-150mm Rのほうが変化は分かりやすいでしょう。
14-42mm EZは84mm相当までですが、40-150mm Rなら300mm相当まで届きます。
運動会、動物、屋外ステージなどを撮るなら、新しい焦点距離を追加できる望遠ズームのほうが目的に合います。
広角なら9-18mm II
反対に「14mmでも狭い」と感じるなら、M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 IIという選択があります。
35mm判換算18-36mm相当なので、14-42mm EZの28mm相当よりかなり広く写せます。
大きな建物、狭い室内、雄大な風景など、後ろへ下がれない場所で役割が分かりやすいレンズです。
どの1本から選ぶか
PEN E-P7では、最初から何本もそろえる必要はありません。
小型ボディを生かしながら、自分がよく撮るものに合わせて1本ずつ追加するほうが、持ち出す機材も増えすぎません。
日常は17mmか25mm
日常スナップを軽快に楽しむなら17mm F1.8 II、被写体を少し切り取って撮るなら25mm F1.8 IIが分かりやすい候補です。
どちらもE-P7側の5軸手ぶれ補正を使えるので、レンズ内手ぶれ補正がないことだけを理由に外す必要はありません。
周囲まで残す34mm相当か、標準的な50mm相当か。
ここが選択の中心です。
旅行は14-42mm EZ
旅先で1本を付けっぱなしにしたいなら14-42mm EZは扱いやすいでしょう。
28-84mm相当を93gのレンズでカバーでき、E-P7を含めても約430gです。
夜景や室内を重視する旅行だけ、17mm F1.8 IIのような明るい単焦点を追加する組み合わせも考えられます。
望遠は必要になってから
望遠ズームは撮れる範囲を大きく広げますが、日常撮影では使わない人もいます。
14-42mmを使っていて84mm相当では足りない場面が何度も出てくるなら、40-150mm Rを検討するタイミングです。
逆にそこまで望遠を使わないなら、その分バッグを軽くして17mmや25mmだけ持ち歩くほうがPEN E-P7らしい使い方になるかもしれません。
◆ユウのワンポイントアドバイス
レンズ選びは「性能が高いものを増やす」より、「今のレンズで困っている部分だけを補う」と考えると分かりやすくなります。
14-42mmを使って暗さが気になるなら単焦点、遠さが気になるなら望遠。
必要な理由がはっきりしたレンズほど、買ったあとも出番が増えやすいですよ。
PEN E-P7のレンズFAQ
最後に、PEN E-P7の交換レンズを選ぶときに確認しておきたい疑問へ回答します。
PEN E-P7のレンズに関するよくある質問(FAQ)タップすると回答が開きます。
Q1. PEN E-P7にはどのレンズが使えますか?
A. PEN E-P7はマイクロフォーサーズマウントなので、対応するM.ZUIKO DIGITALレンズやPanasonicなどのマイクロフォーサーズレンズを装着できます。
ただしメーカー独自機能には組み合わせによる制限があるため、購入前に対応状況を確認してください。
Q2. PEN E-P7には17mmと25mmのどちらが使いやすいですか?
A. 17mmは35mm判換算34mm相当で、街並みや人物と背景を一緒に入れやすい画角です。
25mmは50mm相当で、人物、料理、小物などを切り取りやすくなります。
どちらもF1.8なので、まず画角の違いから選ぶと分かりやすいでしょう。
Q3. PanasonicのレンズもPEN E-P7で使えますか?
A. マイクロフォーサーズ規格に対応するPanasonicレンズは候補にできます。
ただし、レンズ側O.I.S.や絞りリングなど、メーカー独自の機能がPEN E-P7で同じように使えるとは限りません。
レンズごとにメーカー公式の互換情報を確認してください。
Q4. 14-42mmのキットレンズだけでも十分ですか?
A. 28-84mm相当をカバーするので、日常、旅行、人物など幅広い撮影に対応できます。
室内でもっと明るさが欲しいなら17mmや25mm F1.8、遠くの被写体を撮りたいなら40-150mmを追加すると役割が重なりにくくなります。
Q5. PEN E-P7で最初に買う1本は何がいいですか?
A. 1本で幅広く撮るなら14-42mm EZ、街歩きや日常スナップを単焦点で楽しむなら17mm F1.8 II、人物や料理を中心にするなら25mm F1.8 IIが候補です。
撮影するものによって適した画角が違うため、一律に1本へ決めるより用途から選んでください。
PEN E-P7レンズまとめ
PEN E-P7は337gの小型ボディに5軸手ぶれ補正を搭載しており、小型単焦点から軽量ズームまで幅広く組み合わせられます。
- E-P7はマイクロフォーサーズマウントを採用
- 35mm判換算は焦点距離の約2倍が目安
- 17mm F1.8 IIは34mm相当で街歩きや旅行向き
- 25mm F1.8 IIは50mm相当で人物や日常撮影向き
- 45mm F1.8は90mm相当で人物撮影に使いやすい
- 14-42mm EZは28-84mm相当を93gでカバー
- 14-42mm EZは一部の単焦点より軽い
- 旅行で望遠まで1本なら14-150mm IIも候補
- 望遠が必要なら40-150mm Rを追加できる
- Panasonic製レンズは独自機能の互換性も確認する
- 防塵・防滴レンズでもE-P7本体は防塵・防滴にならない
- フォーサーズとマイクロフォーサーズを混同しない
PEN E-P7の魅力を生かすなら、まず持ち出しやすい大きさを崩さないことを基準にすると選びやすくなります。
日常なら17mmや25mmクラスの単焦点、旅行なら14-42mm EZのような小型標準ズームを基本にしてみてください。
望遠は遠くの被写体を撮る必要が出てから追加する。
そうすればレンズを増やしすぎず、PEN E-P7らしい軽快なシステムを保ちやすくなります。
レンズの販売状況や対応機能は変更される可能性があります。
購入時の正確な情報は各メーカー公式サイトで確認し、互換性に迷う場合はメーカーサポートや販売店などの専門家へ相談したうえで最終的に判断してください。