交換レンズ

OM-5おすすめレンズ|旅行・登山向けの軽量レンズを比較

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こんにちは、カメラギアセレクト管理人のユウです。

OM-5やOM-5 Mark IIは、ボディーが小さく、手ぶれ補正や防塵防滴にも対応しているため、できるだけ荷物を増やしたくない旅行や登山と相性のよいカメラです。

ただ、レンズを大きく重くしてしまうと、せっかくの小型ボディーの魅力が薄れてしまいます。

旅行ならレンズ交換を減らせる高倍率ズーム、登山なら重量だけでなく防塵防滴や広角側の画角まで考えたいところです。

夜景や人物を撮るときだけ明るい単焦点を足すと、システム全体を軽く保ちやすくなります。

この記事では、OM-5とOM-5 Mark IIで使えるM.ZUIKO DIGITALレンズを中心に、焦点距離、重量、防塵防滴、カメラを含めた総重量まで見ながら比較します。

記事のポイント

  • OM-5とOM-5 Mark IIで使える交換レンズ
  • 旅行や登山に合う軽量ズームの違い
  • 焦点距離と防塵防滴から選ぶ方法
  • 用途別に軽くまとめるレンズ構成

OM-5の交換レンズを選ぶ基本

OM-5の交換レンズを探すときは、人気のレンズから見るより、最初にマウント、35mm判換算の画角、重量、防塵防滴を確認したほうが選びやすくなります。

とくに旅行や登山では、レンズ単体の性能だけでなく、ボディーと合わせた状態で持ち歩けるかが大切です。

Mark IIも同じマウント

OM-5とOM-5 Mark IIは、どちらもマイクロフォーサーズマウントを採用しています。

そのため、OM-5からOM-5 Mark IIへ買い替えた場合でも、対応するM.ZUIKO DIGITALレンズを基本的にそのまま使えます。

「OM-5用」と「OM-5 Mark II用」で交換レンズを分けて探す必要はありません。

OM-5 Mark IIはバッテリーとメモリーカードを含む状態で約418g、OM-5は約414gです。

約4gの差なので、レンズ構成はほぼ同じ基準で考えて大丈夫でしょう。

対応マウントそのものを詳しく確認したい場合は、カメラレンズのマウント種類と互換性もあわせて確認してください。

焦点距離は約2倍で見る

マイクロフォーサーズでは、レンズに書かれている焦点距離のおおむね2倍が、35mm判換算の画角になります。

レンズの焦点距離 35mm判換算 使いやすい場面
8mm 16mm相当 超広角の山岳風景
12mm 24mm相当 風景・建築・旅行
17mm 34mm相当 街歩き・スナップ
25mm 50mm相当 人物・料理・日常
45mm 90mm相当 人物・部分的な風景
150mm 300mm相当 遠景・動物
300mm 600mm相当 野鳥・超望遠

注意したいのは、12mmのレンズそのものが24mmに変化するわけではないことです。

焦点距離は12mmのままで、写る範囲が35mm判カメラの24mmレンズに近い画角になります。

この仕組みはマイクロフォーサーズ規格の大きな特徴です。

詳しい規格については、フォーサーズ&マイクロフォーサーズ公式FAQでも確認できます。

レンズ込みの重量で見る

旅行や登山では、レンズ単体の100g差、200g差が思った以上に効いてきます。

OM-5 Mark IIは約418gなので、254gの12-45mm F4 PROを付ければ約672g、285gの14-150mm IIなら約703gです。

ところが561gの12-100mm F4 IS PROを装着すると約979gになります。

どれもOM-5 Mark IIに装着できるレンズですが、持ち歩いたときの感覚は同じではありません。

旅行や登山では「レンズが何gか」だけでなく、カメラと合わせて何gになるかまで見るのがポイントです。

防塵防滴はレンズも確認

OM-5とOM-5 Mark IIのボディーはIP53に対応していますが、どのレンズを付けてもシステム全体がIP53になるわけではありません。

OM SYSTEMでは、IP53対応レンズとの組み合わせではIP53、IPX1対応レンズとの組み合わせではIPX1になると案内しています。

PROレンズなら全部IP53というわけではありません。

たとえば12-45mm F4 PROはIPX1です。

一方、12-40mm F2.8 PRO II、8-25mm F4 PRO、40-150mm F4 PRO、12-100mm F4 IS PROなどはIP53に対応しています。

また、IP53やIPX1は水中撮影ができるという意味ではありません。

登山では天候が急に変わることもあるため、防塵防滴を重視するならレンズ側の等級まで確認してください。

OM-5 Mark IIの耐環境性能や手ぶれ補正については、OM SYSTEM公式のOM-5 Mark II主な仕様で確認できます。

旅行・登山向けレンズ比較

OM-5系で使いやすいレンズを、軽量な標準ズーム、高倍率ズーム、広角、望遠、単焦点まで並べてみます。

総重量はOM-5 Mark IIの約418gにレンズの公称重量を加えた目安です。

キャップやフードなどは含めていません。

旅行・登山向けのコンパクトなミラーレスカメラと軽量交換レンズの比較

レンズ 35mm判換算 重量 本体込み 防滴 主な用途
14-42mm EZ 28-84mm 93g 約511g 公式仕様に記載なし 軽量旅行
17mm F1.8 II 34mm 112g 約530g IPX1 スナップ・夜景
9-18mm F4-5.6 II 18-36mm 154g 約572g 非対応 軽量超広角
25mm F1.8 II 50mm 156g 約574g IPX1 人物・料理
40-150mm F4-5.6 R 80-300mm 190g 約608g 公式仕様に記載なし 軽量望遠
12-45mm F4 PRO 24-90mm 254g 約672g IPX1 旅行・登山
14-150mm F4-5.6 II 28-300mm 285g 約703g IPX1 旅行1本
12-40mm F2.8 PRO II 24-80mm 382g 約800g IP53 明るさ・悪天候
40-150mm F4 PRO 80-300mm 382g 約800g IP53 登山望遠
8-25mm F4 PRO 16-50mm 411g 約829g IP53 山岳広角
75-300mm F4.8-6.7 II 150-600mm 423g 約841g 公式仕様に記載なし 野鳥・超望遠
12-200mm F3.5-6.3 24-400mm 455g 約873g IPX1 高倍率旅行
12-100mm F4 IS PRO 24-200mm 561g 約979g IP53 全天候1本運用

こうして比べると、OM-5系の小型さを生かしやすいのは250~300g前後までのズームです。

ただし、雨雪への対応をIP53まで求めると、382g以上のPROレンズが中心になります。

標準ズームと高倍率ズーム

OM-5を旅行や登山へ持ち出すなら、まず考えたいのが標準ズームか高倍率ズームです。

広角24mm相当から撮れる12-45mm F4 PROと、300mm相当まで届く14-150mm IIでは、わずか31gの差でも使い方がかなり変わります。

12-45mm F4 PRO

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROは、OM-5で旅行や登山を始めるときに基準にしやすい標準ズームです。

35mm判換算24-90mm相当をカバーし、重量は254g。

OM-5 Mark IIと合わせても約672gに収まります。

24mm相当まで広く撮れるため、山頂からの風景、街並み、大きな建築物、山小屋などを写しやすく、望遠側90mm相当では人物や部分的な風景にも対応できます。

さらに広角側で0.12m、望遠側で0.23mまで近づけます。

35mm判換算最大撮影倍率は0.5倍相当なので、旅行先の料理や高山植物などにも寄りやすいレンズです。

開放F値はズーム全域F4。

明るさだけを見るとF2.8ズームには及びませんが、重量254gとのバランスはOM-5系と合わせやすいでしょう。

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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROを通販で確認する

販売価格、在庫、付属品はショップや時期によって変わります。

購入前に商品名とマウント、販売条件を確認してください。

12-45mm F4 PROはPROシリーズですが、防滴性能はIPX1です。

OM-5またはOM-5 Mark IIへ装着した状態もIPX1になるため、「PROだからIP53」と判断しないようにしてください。

14-150mm F4-5.6 II

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIは、旅行中のレンズ交換をできるだけ減らしたい人に合う高倍率ズームです。

35mm判換算28-300mm相当を1本でカバーしながら、重量は285gしかありません。

OM-5 Mark IIとの合計も約703g。

12-45mm F4 PROとの重量差は31gですが、望遠側は90mm相当から300mm相当へ大きく伸びます。

旅行先で風景を撮ったあと、少し離れた人物、山の稜線、動物、建物の装飾などを撮る場面では300mm相当が便利です。

防滴性能はIPX1で、防塵設計にもなっています。

ただし広角端は28mm相当です。

山岳風景や大きな建物を広く収めたい場合、24mm相当から使える12-45mmのほうが余裕があります。

高倍率だけを見て決めず、24mm相当が必要なのか、300mm相当が必要なのかから考えてみてください。

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M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIを通販で確認する

販売価格、在庫、付属品はショップや時期によって変わります。

購入前に商品名とマウント、販売条件を確認してください。

12-200mm F3.5-6.3

もっと広い範囲を1本で撮りたい場合は、12-200mm F3.5-6.3があります。

35mm判換算24-400mm相当なので、14-150mm IIより広角側も望遠側も広がります。

24mm相当なら山岳風景や建築を撮りやすく、400mm相当なら遠くの動物や山肌まで引き寄せられます。

重量は455g。

OM-5 Mark IIとの組み合わせでは約873gです。

14-150mm IIより170g重いため、とにかく軽くしたい旅行では285gの14-150mm IIが有利です。

反対に「交換しないこと」を優先し、24-400mm相当まで1本で済ませたいなら、170gを追加する意味が出てきます。

防滴はIPX1で、防塵設計です。

12-100mm F4 IS PRO

12-100mm F4 IS PROは35mm判換算24-200mm相当をF4固定でカバーします。

IP53対応で、OM-5系と組み合わせたときにボディー側の耐環境性能を生かしやすいのも特徴です。

さらにレンズ内手ぶれ補正を搭載し、OM-5系では対応条件下で5軸シンクロ手ぶれ補正が利用できます。

ただしレンズだけで561g、OM-5 Mark II込みでは約979gです。

小型軽量を第一にするなら12-45mmや14-150mmのほうが身軽ですが、24-200mm相当、F4固定、IP53、シンクロ手ぶれ補正を1本へまとめたい場合はこちらが候補になります。

レンズキットはどちらを選ぶ

OM-5やOM-5 Mark IIでは、12-45mm F4 PROと14-150mm F4-5.6 IIが主要なレンズキットとして用意されています。

どちらも軽量ですが、得意な場面はかなり違います。

比較項目 12-45mm F4 PRO 14-150mm II
35mm判換算 24-90mm 28-300mm
開放F値 F4固定 F4-5.6
重量 254g 285g
Mark II込み 約672g 約703g
最短撮影距離 0.12~0.23m 0.5m
換算最大撮影倍率 0.5倍相当 0.44倍相当
防滴 IPX1 IPX1
向く使い方 風景・登山・近接 旅行・望遠・1本運用

山岳風景なら12-45mm

登山で広い景色を撮る機会が多いなら、12-45mm F4 PROの24mm相当スタートが使いやすくなります。

山頂や稜線では、後ろへ下がって画角を調整できない場面が珍しくありません。

28mm相当でも一般的な風景は撮れますが、24mm相当まで広がると空や足元を含めた構図を作りやすくなります。

0.12mまで近寄れるので、登山道の花や足元の小さな被写体も同じレンズで撮りやすいところも見逃せません。

旅行1本なら14-150mm

観光旅行でレンズ交換をしたくないなら、14-150mm IIの28-300mm相当は魅力があります。

広い景色から料理、人物、遠くの建物まで1本で対応しやすく、しかも12-45mmとの差は31gです。

望遠側をほとんど使わないなら12-45mmで十分ですが、「旅先で何が撮りたくなるか分からない」という場合は14-150mmの対応範囲が役立つでしょう。

◆ユウのワンポイントアドバイス

レンズキットで迷ったら、倍率の数字だけを見るのではなく、24mm相当と300mm相当のどちらを使う場面が多いかで考えると選びやすいです。

風景中心なら24mm相当、観光しながら遠くの被写体まで撮るなら300mm相当が大きな判断材料になります。

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中古カメラを選ぶなら、価格だけでなく商品の状態、付属品、保証内容まで確認することが大切です。

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登山向けの広角レンズ

山頂からの展望、森林、滝、渓谷などを大きく写したいなら、標準ズームより広い超広角レンズが役立ちます。

登山で広角レンズを使い山頂から広大な山岳風景を撮影する女性

OM-5系では、軽さを取る9-18mm IIと、IP53まで求める8-25mm F4 PROで性格がはっきり分かれます。

9-18mm F4-5.6 II

9-18mm F4-5.6 IIは35mm判換算18-36mm相当。

重量は154gしかなく、OM-5 Mark IIと合わせても約572gです。

18mm相当まで広く撮れるので、24mm相当でも入りきらない山頂の大展望、森林、滝、狭い室内などで活躍します。

収納時は全長49.3mmと小さく、登山バッグの中でも場所を取りにくいレンズです。

ただし防塵防滴には対応していません。

天候が安定した日の軽量登山では魅力がありますが、雨や雪を前提に選ぶ場合は耐環境性能の違いを把握しておきましょう。

8-25mm F4 PRO

8-25mm F4 PROは35mm判換算16-50mm相当をカバーします。

16mm相当まで広がるため9-18mm IIよりさらにワイドで、望遠側も50mm相当まで使えます。

重量は411gで、OM-5 Mark IIとの合計は約829g。

154gの9-18mm IIと比べれば大幅に重くなります。

そのかわりズーム全域F4で、IP53に対応しています。

悪天候を想定する山岳撮影で超広角を使いたい場合は、単純な軽さだけではなくIP53とのバランスで比較したいレンズです。

軽量な望遠レンズを選ぶ

登山や旅行では、望遠レンズがあると遠くの山、動物、建物の一部分まで撮影範囲が広がります。

ただ、望遠レンズはシステム全体を重くしやすいため、OM-5ではどこまで重量を許容するかが重要になります。

40-150mm F4-5.6 R

40-150mm F4-5.6 Rは、35mm判換算80-300mm相当で重量190gという軽量な望遠ズームです。

OM-5 Mark IIとの合計でも約608g。

12-45mm F4 PROと一緒に持っても、ボディー込みで約862gに収まり、24-300mm相当を2本でカバーできます。

できるだけ軽く望遠を追加したい場合には魅力的です。

ただし公式仕様に防塵防滴の記載はありません。

天候が変わりやすい登山では、その点を40-150mm F4 PROと分けて考える必要があります。

40-150mm F4 PRO

40-150mm F4 PROも35mm判換算80-300mm相当ですが、こちらは382gです。

軽量な40-150mm Rより192g重くなるものの、ズーム全域F4、IP53、-10℃耐低温性能を備えています。

OM-5 Mark IIとの組み合わせは約800g。

遠くの山頂や山肌、動物などを撮りながら、耐環境性能も重視したい登山では比較したいレンズです。

同じ300mm相当でも、「190gで持つか」「192g増やしてIP53とF4を取るか」という見方をすると違いが分かりやすいでしょう。

75-300mm F4.8-6.7 II

さらに遠くの被写体を撮るなら75-300mm F4.8-6.7 IIがあります。

35mm判換算150-600mm相当なので、野鳥、遠くの動物、航空機、遠景などを大きく写せます。

重量は423gで、OM-5 Mark IIとの合計は約841gです。

600mm相当まで届くレンズとしては携行しやすいものの、望遠端はF6.7。

暗い場面ではシャッター速度やISO感度に注意が必要になります。

また、公式仕様には防滴性能の記載がありません。

夜景には単焦点を追加

日中の旅行や登山ならズーム1本でも多くの場面を撮れます。

一方、夕方、夜の街、山小屋、室内、人物の背景ボケまで撮りたい場合は、小さなF1.8単焦点を1本足す方法があります。

明るい単焦点レンズで夜の日本の町並みを撮影する女性

17mm F1.8 II

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 IIは35mm判換算34mm相当。

重量は112gしかなく、OM-5 Mark IIとの組み合わせでも約530gです。

街歩き、夜の旅行スナップ、飲食店、人物と背景を一緒に写す場面などに使いやすい画角です。

F1.8なのでF4ズームより光を取り込みやすく、暗い場所ではシャッター速度やISO感度の選択肢を増やせます。

II型ではIPX1防滴と防塵機構にも対応しています。

昼は14-150mm IIや12-45mm F4 PRO、夜だけ17mm F1.8 IIへ交換する構成なら、撮れる範囲を広げながら荷物の増加を112gに抑えられます。

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M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 IIを通販で確認する

販売価格、在庫、付属品はショップや時期によって変わります。

購入前に商品名とマウント、販売条件を確認してください。

25mm F1.8 II

25mm F1.8 IIは35mm判換算50mm相当です。

重量156gで、OM-5 Mark IIとの合計は約574g。

17mmより画角が狭く、人物、料理、花、山小屋周辺のディテールなどを切り取りやすくなります。

F1.8で、IPX1防滴と防塵にも対応しています。

景色を広く撮る単焦点というより、標準ズームとは違うボケや明るさが欲しいときに追加するレンズと考えると使い分けやすいでしょう。

20mm F1.4 PRO

さらに明るさを重視するなら20mm F1.4 PROがあります。

35mm判換算40mm相当、重量247g。

OM-5 Mark IIとの組み合わせは約665gです。

F1.4なので、17mm F1.8 IIや25mm F1.8 IIよりさらに大きな開口を使えます。

ただし17mm F1.8 IIより135g重いため、旅行での軽さを優先するならF1.8単焦点との比較が必要です。

防滴はIPX1で、-10℃の耐低温性能も備えています。

手ぶれ補正と被写体ブレは別です。

OM-5系のボディー内手ぶれ補正はカメラの揺れを抑える機能なので、歩いている人物や動物、星の動きまで止めるものではありません。

動く被写体ではシャッター速度も確認してください。

旅行で軽くするレンズ構成

旅行では撮影機材だけでなく、着替えや飲み物、モバイルバッテリーなども持ち歩きます。

レンズを増やすほど撮影範囲は広がりますが、実際に持って歩ける構成であることも大切です。

軽量なミラーレスカメラを持って日本の町並みを旅行する女性

旅行用レンズ全般の焦点距離については、旅行用交換レンズを1本で済ませる選び方でも詳しく解説しています。

1本で済ませるなら14-150mm

一般的な観光旅行なら、OM-5 Mark II+14-150mm IIの約703gは扱いやすい構成です。

28-300mm相当を1本で使えるので、街並み、人物、料理、少し離れた建物、動物などまで対応しやすくなります。

望遠レンズを別に持たなくてよいため、バッグの中もシンプルです。

ただし28mm相当では足りないほど広い景色や建築物を撮るなら、12mmから始まるレンズを検討してください。

最軽量なら14-42mm EZ

重量を優先するなら14-42mm F3.5-5.6 EZがあります。

35mm判換算28-84mm相当で、レンズ重量はわずか93g。

OM-5 Mark IIと合わせても約511gです。

収納時22.5mmの薄型電動ズームなので、観光旅行や街歩きでカメラを小さく持ちたい場合に魅力があります。

一方、公式仕様に防塵防滴の記載はありません。

悪天候に対応する登山レンズというより、携帯性を優先した旅行向けとして考えやすいレンズです。

明るさだけ単焦点で補う

昼間の旅行は高倍率ズーム、夜だけ17mm F1.8 IIという2本構成も効率的です。

14-150mm IIが285g、17mm F1.8 IIが112gなので、2本合わせても397g。

OM-5 Mark IIを含めても約815gです。

昼間は28-300mm相当でレンズ交換を減らし、夕方や室内ではF1.8へ切り替える使い方ができます。

◆ユウのワンポイントアドバイス

旅行用だからと広角、標準、望遠、単焦点を全部持っていく必要はありません。

まずズーム1本で旅の大部分を撮り、ズームだけでは足りない明るさや画角が明確なときだけ2本目を足すほうが、OM-5らしい軽快さを保ちやすいですよ。

登山で軽くするレンズ構成

登山ではカメラの重量がそのまま携行品の増加につながります。

ただし、重量だけを削って防塵防滴や必要な焦点距離まで失うと、山で撮りたかった写真が撮れないことがあります。

標準なら12-45mm F4 PRO

OM-5 Mark II+12-45mm F4 PROなら約672g。

24-90mm相当なので、登山道、山頂、山小屋、同行者、高山植物など一般的な登山撮影を幅広くカバーできます。

望遠300mm相当まで必要ないなら、まずこの1本だけで出かける方法があります。

防滴性能はIPX1なので、IP53を維持する構成ではない点だけは覚えておきましょう。

広角特化なら9-18mm II

山岳風景を主役にするなら、OM-5 Mark II+9-18mm IIで約572g。

18-36mm相当を600g未満で持ち歩ける構成です。

ただし防塵防滴には対応していないため、天候を問わず使う登山装備として選ぶ場合は注意してください。

望遠を足しても約862g

12-45mm F4 PROに40-150mm F4-5.6 Rを追加すると、ボディーを含めて約862gです。

24-300mm相当を2本でカバーできるため、広角から望遠まで使いたい登山としてはかなり軽量です。

ただし40-150mm Rは防塵防滴仕様ではありません。

軽さと耐候性のどちらを優先するかで、40-150mm F4 PROとの選択が変わります。

IP53ならPROを組み合わせる

悪天候への対応を優先するなら、12-40mm F2.8 PRO IIと40-150mm F4 PROのようなIP53対応レンズを組み合わせる方法があります。

12-40mm F2.8 PRO IIは382g、40-150mm F4 PROも382gなので、OM-5 Mark IIまで含めると約1,182gです。

軽量構成より300g以上重くなりますが、両レンズともIP53に対応し、12-40mm側ではF2.8も利用できます。

「1kgを超えても耐候性を優先するのか」「IPX1で700g前後にするのか」は、登山スタイルによって決めたいところです。

交換レンズ選びの注意点

OM-5用レンズでは、焦点距離や重量の数字だけでなく、購入前にいくつか確認しておきたいポイントがあります。

F値だけで決めない

F1.4やF1.8のレンズは暗い場所や背景ボケに便利ですが、旅行や登山の昼間に必ず必要とは限りません。

明るい単焦点を何本も持つより、まず標準ズームや高倍率ズームで必要な焦点距離を確保し、暗い場面を撮るときだけ1本追加するほうが荷物を減らせます。

夜景や人物をあまり撮らないなら、F4ズームだけで済むこともあるでしょう。

広角端から確認する

高倍率ズームは300mmや400mmという望遠側の数字が目立ちます。

しかし旅行や登山では、広角側が24mm相当なのか28mm相当なのかも重要です。

14-150mm IIは300mm相当まで伸びますが、広角端は28mm相当。

12-200mmなら400mm相当まで伸びるうえ、広角端も24mm相当です。

望遠端だけで選ばず、最も広くしたときに必要な景色が入るかまで見てください。

ボディー内補正を生かす

OM-5とOM-5 Mark IIには5軸ボディー内手ぶれ補正があります。

そのため、12-45mm F4 PRO、14-150mm II、17mm F1.8 IIなど、レンズ内手ぶれ補正を持たないレンズでもカメラ側の補正を利用できます。

レンズ側に手ぶれ補正が付いていないという理由だけで候補から外す必要はありません。

12-100mm F4 IS PROなど対応するレンズでは、ボディーとレンズを協調させる5軸シンクロ手ぶれ補正が利用できます。

対応マウントを必ず見る

OM-5系で直接使う基本は、マイクロフォーサーズ規格のレンズです。

M.ZUIKO DIGITALだけでなく、マイクロフォーサーズ規格に対応したPanasonicなど他社レンズも装着できます。

ただし、メーカー独自の機能まで完全に同じように動作するとは限りません。

中古や他社製レンズを買うときは、「OM SYSTEM用」「オリンパス用」という販売ページの表現だけではなく、マウント規格がマイクロフォーサーズかを確認してください。

交換レンズそのものの基礎から確認したい場合は、交換レンズの種類・焦点距離・選び方も参考になります。

旧フォーサーズは別扱い

旧フォーサーズ規格のZUIKO DIGITALレンズは、対応するマウントアダプターを介して利用できる製品があります。

ただし現在のM.ZUIKO DIGITALレンズを直接付ける場合と違い、一部機能に制限が生じます。

さらにアダプター分の大きさと重量も増えるため、旅行や登山で小型軽量を優先するなら、マイクロフォーサーズ用レンズから選ぶほうがシンプルです。

OM-5と名称が似た機種

交換レンズを検索していると、OM-5 Mark IIとOM-D E-M5 Mark IIIが混在することがあります。

E-M5 Mark IIIとは別機種

「OM-5 Mark II」「OM-5」「OM-D E-M5 Mark III」は、それぞれ別のカメラです。

OM-5 Mark IIはOM-5の後継モデルで、E-M5 Mark IIIはさらに前のOM-D世代にあたります。

名前は似ていますが、OM-5 Mark IIを探しているときに「E-M5 Mark III用」という表記を見て同じ本体だと考えないようにしてください。

ただしレンズマウントはいずれもマイクロフォーサーズなので、対応するM.ZUIKO DIGITALレンズには多くの共通性があります。

購入前に確認したいこと

OM-5の交換レンズは選択肢が多いため、最後は自分が撮る場面に合わせて候補を絞ることになります。

普段使う焦点距離を決める

風景や街歩きが中心なら24~90mm相当でも多くの場面を撮れます。

旅行中に遠くの被写体も撮るなら300mm相当まであると便利です。

広大な山岳風景を撮るなら16~18mm相当、野鳥まで撮るなら600mm相当と、必要な画角は大きく変わります。

「万能な1本」を探すより、自分が実際に撮る焦点距離を決めてください。

持ち歩ける総重量を見る

OM-5 Mark II+14-42mm EZなら約511g。

12-45mm F4 PROなら約672g、14-150mm IIなら約703g、12-100mm F4 IS PROなら約979gです。

性能が増えるほど重量も増えやすくなります。

旅行や登山では、撮影性能だけでなく一日持って歩けるかも大切な性能の一つです。

レンタルで確認する方法もある

画角や重量が自分に合うか判断しにくい場合は、購入前にレンタルして試す方法もあります。

とくに12-100mm F4 IS PROや8-25mm F4 PROのように、スペック上は魅力があっても重量が増えるレンズは、実際にボディーへ付けた状態を確かめると判断しやすくなります。

購入とレンタルの違いは、交換レンズはレンタルと購入どっちかで詳しく解説しています。

◆ユウのワンポイントアドバイス

OM-5は「大きなレンズも付けられる小型ボディー」ですが、このシリーズを旅行や登山で選ぶなら、ボディーだけ軽くするのではなくレンズ込みで考えるのが大切です。

300g前後のレンズで済むなら、OM-5らしい携帯性をかなり生かせると思います。

OM-5交換レンズのFAQ

OM-5やOM-5 Mark IIの交換レンズを選ぶときに、特に確認しておきたい疑問をまとめます。

OM-5の交換レンズに関するよくある質問(FAQ)タップすると回答が開きます。

Q1. OM-5とOM-5 Mark IIは同じレンズを使えますか?

A. はい。

OM-5とOM-5 Mark IIはいずれもマイクロフォーサーズマウントなので、対応するM.ZUIKO DIGITALレンズを基本的に共用できます。

購入するときはカメラ名だけではなく、マイクロフォーサーズ規格のレンズかを確認してください。

Q2. OM-5のレンズキットは12-45mmと14-150mmのどちらが使いやすいですか?

A. 山岳風景や建築など広角を重視するなら24mm相当から使える12-45mm F4 PRO、旅行中にレンズ交換を減らして遠くの被写体まで撮るなら28-300mm相当の14-150mm IIが選びやすいです。

重量差は約31gなので、広角24mm相当と望遠300mm相当のどちらが必要かで比べてみてください。

Q3. OM-5にPROレンズを付ければすべてIP53になりますか?

A. いいえ。

PROシリーズでも防滴等級はレンズごとに異なります。

12-45mm F4 PROはIPX1で、12-40mm F2.8 PRO IIや8-25mm F4 PRO、40-150mm F4 PRO、12-100mm F4 IS PROなどはIP53です。

OM-5系の防塵防滴性能は装着レンズ側の仕様も確認してください。

Q4. OM-5はレンズ内手ぶれ補正がないレンズでも使えますか?

A. 使えます。

OM-5とOM-5 Mark IIは5軸ボディー内手ぶれ補正を搭載しているため、レンズ側に手ぶれ補正機構がない12-45mm F4 PROや17mm F1.8 IIなどでもボディー側の補正を利用できます。

対応するIS搭載レンズでは5軸シンクロ手ぶれ補正を利用できる場合があります。

Q5. OM-5でPanasonicのレンズも使えますか?

A. マイクロフォーサーズ規格に対応したレンズであれば、メーカーをまたいで装着できます。

ただしメーカー独自機能には制限が生じる場合があるため、AFや手ぶれ補正など必要な機能がOM-5で利用できるかは、購入するレンズごとに確認してください。

OM-5レンズ選びのまとめ

OM-5とOM-5 Mark IIは、小型ボディーとマイクロフォーサーズの小さなレンズを組み合わせることで、旅行や登山へ持ち出しやすいシステムを作れます。

何本もレンズを持つより、まず防塵防滴対応の標準ズームや高倍率ズームを軸にし、必要なときだけ広角、望遠、明るい単焦点を追加する考え方が合っています。

  • OM-5とOM-5 Mark IIはマイクロフォーサーズレンズを基本的に共用できる
  • 旅行・登山の標準なら12-45mm F4 PROが24-90mm相当で254g
  • 旅行を1本で済ませるなら14-150mm IIが28-300mm相当で285g
  • 24-400mm相当まで1本で使うなら12-200mmも候補になる
  • 山岳超広角を軽くするなら9-18mm IIが154g
  • IP53の超広角なら8-25mm F4 PRO
  • 軽量望遠なら40-150mm F4-5.6 Rが190g
  • IP53の望遠なら40-150mm F4 PRO
  • 夜景や旅行スナップには112gの17mm F1.8 IIを追加しやすい
  • OM-5本体がIP53でも、システムの防滴等級は装着レンズによって変わる
  • レンズ内手ぶれ補正がなくてもOM-5側のボディー内補正を利用できる
  • 旅行や登山ではレンズ単体ではなくボディーを含めた総重量を見る

旅行で望遠まで1本にまとめたいなら14-150mm II、登山で24mm相当の広角と軽さを両立したいなら12-45mm F4 PROが比較の中心になります。

さらに雨雪への対応をIP53まで求めるなら、12-40mm F2.8 PRO II、8-25mm F4 PRO、40-150mm F4 PRO、12-100mm F4 IS PROなどへ候補を広げてください。

明るさが必要な夜景や人物撮影だけ17mm F1.8 IIなどの小型単焦点を足せば、OM-5系の小型さを保ちながら撮影できる場面を増やせます。

焦点距離、重量、防塵防滴の仕様や販売状況は変更される可能性があります。

正確な情報はOM SYSTEMなど各メーカーの公式サイトをご確認ください。

購入時は使用するボディーとの互換性も確認し、最終的には自分の撮影目的と持ち歩ける重量に合わせて判断してください。

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