こんにちは、カメラギアセレクト管理人のユウです。
Nikon Z50IIを手にしたあと、次に迷いやすいのが交換レンズです。
商品名を見ると「DX」「VR」「PZ」「24mm」「50-250mm」といった表記が並び、初めてレンズを選ぶ段階では、どれが自分の撮影に合うのか判断しにくいかもしれません。
Z50IIはDXフォーマットの小型ボディなので、まずは軽量なNIKKOR Z DXレンズから考えると、カメラ本来の持ち歩きやすさを保ちやすくなります。
ただ、すべてを標準ズームだけで済ませる必要はありません。
人物を撮りたいなら明るい単焦点、自撮りやVlogなら超広角、運動会や野鳥なら望遠というように、撮りたいものから焦点距離を決めると選択肢が見えやすくなります。
この記事では、Z50IIで使いやすい純正Zマウントレンズ6本を中心に、35mm判換算の画角、F値、VR、重さ、キットレンズとの違いまで順番に見ていきます。
記事のポイント
- Z50IIで使いやすい純正レンズ6本の違い
- 単焦点・標準・広角・望遠ズームの選び方
- キットレンズの次に買うレンズの考え方
- DX・FX・Zマウント・Fマウントの違い
Z50IIのレンズ選びの基本
Z50II用の交換レンズを見る前に知っておきたいのが、Zマウント、DXフォーマット、35mm判換算、VRの4点です。
ここが分かると、レンズ名に書かれた数字を見ただけでも、おおよその用途を判断できるようになります。
Zマウントレンズを選ぶ
Nikon Z50IIはニコンZマウントを採用したミラーレスカメラです。
撮像素子は23.5×15.7mmのDXフォーマットで、有効画素数は2088万画素となっています。
基本になるのはNIKKOR ZまたはNIKKOR Z DXです。
「DX」と付いた製品はDXフォーマット向けに設計されているため、小型軽量なZ50IIとの組み合わせを考えやすいのが特徴ですよ。
スペックの詳細は、ニコン公式「Z50II 主な仕様」でも確認できます。
なお、同じニコンでも一眼レフ用のFマウントレンズはZ50IIへ直接取り付けられません。
Fマウントを使いたい場合はFTZ IIなどのマウントアダプターが必要です。
ZとF、DXとFXの違いを詳しく確認したい場合は、ニコンZ・Fマウントの違いとDX・FXレンズの互換性も参考にしてください。
画角は約1.5倍相当になる
Z50IIはDXフォーマットなので、35mm判換算ではレンズ表記の焦点距離に対して約1.5倍相当の画角になります。
例えば24mmなら約36mm相当、50mmなら約75mm相当、250mmなら約375mm相当です。
焦点距離そのものが1.5倍になるわけではありません。
24mmレンズはZ50IIへ装着しても24mmのままです。
DXセンサーではフルサイズより写る範囲が狭くなるため、35mm判換算で約36mm相当の画角になると考えてください。
広い風景や自撮りなら12〜16mm付近、日常なら16〜50mm付近、人物やスナップなら24〜50mm付近、運動会や動物なら50〜250mm付近が候補になります。
VRとF値を分けて考える
Z50IIの静止画撮影では、VR対応レンズを装着した場合にレンズ内の光学式手ブレ補正を利用します。
動画では電子手ブレ補正も利用できますが、写真用のセンサーシフト式ボディ内手ブレ補正を搭載した機種とは仕組みが異なります。
そこでレンズ名の「VR」も確認しておきたいポイントです。
ただし、VRがあれば暗い場所の撮影がすべて解決するわけではありません。
VRが補正するのは主に撮影者側の揺れです。
走っている子どもやペットの動きまで止めるものではありません。
人物などが動く場面では、F1.7のような明るいレンズを使い、シャッタースピードを速くできることが役立つケースもあります。
◆ユウのワンポイントアドバイス
初心者のうちは「VR付きのほうが全部上」と考えず、静止した被写体を手持ちで撮るのか、動いている人物を撮るのかまで考えると選びやすいですよ。
VRと明るいF値は役割が違います。
Z50II向け6本を比較
ここでは、Z50IIの小型軽量さを生かしながら用途を分けやすい純正DXレンズを6本取り上げます。
標準、旅行、望遠、超広角、明るい単焦点、接写という役割で比べると、自分に必要な1本が見つけやすくなります。

| レンズ | 35mm判換算 | 開放F値 | VR | 質量 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR | 約24-75mm相当 | F3.5-6.3 | あり | 約135g | 日常・旅行 |
| NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR | 約27-210mm相当 | F3.5-6.3 | あり | 約315g | 旅行・1本運用 |
| NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR | 約75-375mm相当 | F4.5-6.3 | あり | 約405g | 運動会・動物 |
| NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR | 約18-42mm相当 | F3.5-5.6 | あり | 約205g | 風景・Vlog |
| NIKKOR Z DX 24mm f/1.7 | 約36mm相当 | F1.7 | なし | 約135g | スナップ・室内 |
| NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7 | 約52.5mm相当 | F1.7 | なし | 約220g | 花・料理・小物 |
どのレンズもZ50IIで使えますが、同じ「おすすめレンズ」でも得意な撮影はかなり違います。
現在の純正ラインアップは、ニコン公式「Z50II 関連製品 レンズ」でも確認できます。
16-50mmは最初の標準
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRは、Z50IIで最初に使いやすい標準ズームです。
35mm判換算では約24-75mm相当。
24mm相当の広角側なら風景、建物、旅行、集合写真に使いやすく、75mm相当までズームすれば人物や料理などにも対応できます。
質量は約135gで、収納時には短くなる沈胴式です。
Z50IIを「大きなカメラ」にしてしまわず、普段からバッグへ入れて持ち歩きたい人に合います。
VR効果は4.5段で、手持ち撮影時の揺れを抑えやすいのも特徴です。
気をつけたいのは望遠側の開放F値がF6.3になること。
室内で動く人物を撮ったり、背景を大きくぼかしたりしたい場合は、24mm F1.7やF2.8ズームへ進む意味が出てきます。
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRをAmazonや楽天市場で探す場合は、似た名称のレンズと間違えないよう「DX」「16-50mm」「f/3.5-6.3 VR」まで型番を確認してください。
18-140mmは旅行向け
NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRは、約27-210mm相当を1本でカバーする7.8倍の高倍率ズームです。
広角側では街並みや風景、標準域では人物や料理、望遠側では離れた建物や動物まで撮れます。
旅行先でレンズ交換の回数を減らしたい人には分かりやすい候補です。
質量は約315g。
16-50mmの約135gより重くなりますが、それでも標準から望遠まで1本で済む便利さがあります。
望遠端140mmでは最大撮影倍率0.33倍なので、花や小物を少し大きく写したい場面にも対応しやすくなっています。
ただし広角端は約27mm相当です。
16-50mmの約24mm相当より狭いため、狭い室内や大きな建築物、自撮りでは差を感じるかもしれません。
50-250mmは望遠撮影向け
NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VRは、Z50IIで遠くの被写体を撮りたいときの基本的な望遠ズームです。
35mm判換算では約75-375mm相当。
運動会、スポーツ、鉄道、動物園、野鳥、遠くの風景など、標準ズームでは小さくしか写らない被写体を引き寄せて撮れます。
VRは5.0段。
望遠撮影では焦点距離が長くなるほど小さな揺れも画面上で目立ちやすいため、レンズ内VRを利用できる意味があります。
16-50mmと組み合わせれば約24-75mm相当と約75-375mm相当になり、広角から望遠までほぼ連続してカバー可能です。
Z50IIのダブルズームキットがこの2本を組み合わせている理由も分かりやすいですね。
反対に50mm始まりなので、これ1本だけで日常撮影を済ませるのは難しくなります。
基本的には標準ズームへ追加するレンズと考えてください。
運動会や動物撮影用にNIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VRを比較するときは、レンズ単体だけでなくダブルズームキットとの差も確認すると選びやすくなります。
12-28mmはVlogと風景向け
NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRは、約18-42mm相当をカバーする超広角寄りのズームです。
16-50mmの広角端は約24mm相当なので、数字だけを見ると小さな違いに感じるかもしれません。
しかし広角側の18mm相当と24mm相当では、写せる範囲にかなり差が出ます。
大きな建築物、室内、広い風景、自撮り、Vlogなど、標準ズームでは「もう少し後ろへ下がりたい」と感じる場面で役立ちます。
PZはパワーズームの意味です。
Z50IIでは電動ズーム操作に対応しているため、動画で滑らかなズーミングを使いたい人にも選びやすいレンズとなっています。
質量は約205g、最短撮影距離はズーム全域0.19m、VR効果は4.5段です。
自撮り動画ではカメラを腕の長さ程度しか離せません。
そこで標準ズームより広い12mm側を使えると、顔だけでなく背景まで画面へ入れやすくなります。
24mm F1.7は人物と日常向け
NIKKOR Z DX 24mm f/1.7は、Z50IIで約36mm相当になる明るい単焦点レンズです。
約36mm相当は人物だけを大きく切り取る中望遠というより、人物と周囲の雰囲気を一緒に写したり、街を歩きながら気になった景色を切り取ったりしやすい画角です。
開放F値はF1.7。
キットの16-50mmより多くの光を取り込めるため、室内や夕方でシャッタースピードを確保したい場合にも使いやすくなります。
背景をぼかした写真も作りやすいですね。
質量は16-50mmと同じ約135g。
Z50IIへ付けてもコンパクトさを保ちやすいのが魅力です。
ただしVRは搭載していません。
静止した夜景を低速シャッターで撮る場面では、VR付きズームとは条件が変わります。
キットレンズの次に明るい単焦点を買うならNIKKOR Z DX 24mm f/1.7を候補にすると、焦点距離を増やすのではなく、F1.7による撮り方を追加できます。
MC 35mm F1.7は接写向け
NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7は、約52.5mm相当の標準画角とマイクロ撮影を両立した単焦点レンズです。
最短撮影距離は0.16m、最大撮影倍率は0.67倍。
DX機での撮影範囲は35mm判換算で等倍相当になるため、花、料理、小物、アクセサリー、模型などを大きく写したい人に向いています。
通常の撮影でも約52.5mm相当なので、人物、料理、ペット、日常スナップに使えます。
「マクロ専用で普段は使いにくいレンズ」というわけではありません。
質量は約220g、開放F値はF1.7です。
ただし接写時には有効F値が変化し、最短撮影距離では有効な最大絞りがF3.2になります。
24mm F1.7と迷うなら、街歩きや人物と背景を撮ることが多ければ24mm、花や料理、小物へしっかり寄りたいならMC 35mmと考えると違いが分かりやすいでしょう。
撮影目的からレンズを選ぶ
交換レンズはスペック表だけで比べるより、「今のレンズで何が撮れなくて困っているか」を考えるほうが選びやすくなります。
特に16-50mmを持っている人は、焦点距離が重なるかどうかだけで判断しないことが大切です。
キットレンズの次を選ぶ
16-50mmを持っているなら、次の1本は不足している部分から選べます。
| 今感じている不足 | 候補 | 増やせる撮影 |
|---|---|---|
| もっと広く写したい | 12-28mm PZ VR | 超広角・自撮り・Vlog |
| 遠くを大きく撮りたい | 50-250mm VR | 運動会・動物・鉄道 |
| 旅行で交換したくない | 18-140mm VR | 広角から望遠まで1本 |
| 室内やボケを楽しみたい | 24mm F1.7 | 人物・スナップ・暗所 |
| 小物へもっと寄りたい | MC 35mm F1.7 | 花・料理・接写 |
この考え方なら、似たレンズを何本も増やしてしまう失敗を減らせます。
人物なら24mm F1.7
人物撮影では、顔だけを大きく撮るのか、背景まで含めて撮るのかで適した画角が変わります。
Z50IIと24mm F1.7なら約36mm相当なので、室内でも距離を取りすぎず、人物と周囲の様子を一緒に写しやすい組み合わせです。
F1.7を使えば背景をぼかしたり、室内でシャッター速度を上げたりもしやすくなります。
もっと被写体を大きく見せたいなら、約52.5mm相当のMC 35mm F1.7や、FX用40mm F2をZ50IIで使う方法もあります。
旅行なら18-140mm
旅行では画質だけでなく、荷物の量とレンズ交換の回数も重要です。
18-140mmなら約27-210mm相当を1本で使えるので、観光地の街並みを撮った直後に、離れた建物や人物を望遠で撮るといった切り替えができます。

もっと軽くしたいなら16-50mm、広角を重視するなら12-28mm+16-50mmという選択もあります。
どこまで望遠を使うかで決めてください。
Vlogなら12-28mm
Vlogでは、カメラを自分へ向けたときに十分な範囲が写ることが重要です。
12-28mmの12mm側なら約18mm相当。
バリアングルモニターを見ながら、自分と周囲の景色を同時に入れやすくなります。

パワーズームにも対応しているため、写真中心の超広角ズームというより、動画まで含めて選びやすい1本です。
運動会なら50-250mm
校庭やグラウンドでは被写体との距離を自分で自由に変えられないことがあります。
そこで約375mm相当まで届く50-250mmが役立ちます。

ただ、望遠端F6.3なので、夕方や暗い体育館ではISO感度を上げる場面も出てきます。
またVRは撮影者の手ブレを補正しますが、走っている子どもの動きを止めるにはシャッタースピードも必要です。
◆ユウのワンポイントアドバイス
望遠レンズは「何mmなら足りるか」だけでなく、撮影場所の明るさも見てください。
屋外の運動会と暗い室内スポーツでは、同じ250mmでも必要なISO感度やシャッタースピードが変わります。
レンズキットはどれを選ぶか
Z50IIには16-50 VRレンズキット、18-140 VRレンズキット、ダブルズームキットがあります。
まだボディを購入していないなら、あとからレンズ単体を追加する前にキット構成も比べておきたいところです。
16-50キットは軽さ重視
16-50mmキットは、Z50IIのコンパクトさを生かしたい人に合います。
約24-75mm相当なので、旅行、家族、食事、風景、日常スナップなど基本的な撮影をひと通り試せます。
撮りたいジャンルがまだ決まっていない初心者にも使いやすい構成です。
その後、望遠が必要になったら50-250mm、ボケが欲しくなったら24mm F1.7というように追加できます。
18-140キットは1本重視
18-140mmキットは、レンズ交換をできるだけ減らしたい人向けです。
約27-210mm相当なので、旅行ではかなり広い範囲を1本で撮れます。
16-50mmより重くなりますが、50-250mmを別に持ち歩く必要がない場面も増えるでしょう。
ただし超広角と本格的な望遠の両端はカバーしません。
自撮りの広さを求めるなら12-28mm、運動会でさらに遠くを狙うなら50-250mmが候補になります。
ダブルズームは望遠まで対応
ダブルズームキットは16-50mmと50-250mmの組み合わせです。
35mm判換算では約24mm相当から375mm相当までを2本でカバーできます。
風景から運動会まで撮りたいなら対応範囲が広い構成です。
ただ、焦点域を切り替えるたびにレンズ交換が必要です。
旅行で素早く撮りたい人なら、18-140mmのほうが使いやすい場合もあります。
F2.8標準ズームも候補
現在はNIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRもあるため、標準ズームをもっと明るくしたい人には選択肢が増えています。
キットレンズと焦点距離が同じでも、目的はかなり違います。
16-50mm F2.8の違い
NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRは、約24-75mm相当をズーム全域F2.8で使える標準ズームです。
質量は約330g、VR効果は5.0段中央。
キットの16-50mm f/3.5-6.3 VRと比べると重量は増えますが、望遠端でもF2.8を維持できます。
そのため、室内、人物、夕方、動画などで、標準ズームの便利さを保ったまま明るさを求めたい人に向いています。
買い足しより置き換え向け
16-50mm f/3.5-6.3と16-50mm F2.8は、どちらも約24-75mm相当です。
つまりF2.8版を追加しても、新しい望遠域や超広角域が増えるわけではありません。
撮れる範囲を増やすのではなく、同じ標準域で明るさ、ボケ、撮影条件を変えるレンズです。
そのため初心者がキットレンズの次に買うなら、まず12-28mm、50-250mm、24mm F1.7などで撮影範囲を広げ、標準域をよく使うと分かってからF2.8へ置き換える考え方もできます。
DX以外のレンズも使える
Z50IIではDX専用レンズだけでなく、FX対応のNIKKOR Zやサードパーティー製Zマウントレンズも使用できます。
選択肢を広げる前に、DXボディで使ったときの画角とサイズを確認しましょう。
FX用Zレンズも装着可能
Z50IIはZマウントなので、NIKKOR Z 28mm f/2.8やNIKKOR Z 40mm f/2など、FXフォーマット対応のZレンズも装着できます。
28mmなら約42mm相当、40mmなら約60mm相当の画角です。
将来FXボディへ移行したときも使いやすいという考え方がありますが、Z50IIだけで小型軽量にまとめたいなら、DX専用レンズのサイズや焦点域のほうが合うこともあります。
Fマウントはアダプター式
Fマウント用NIKKORレンズをZ50IIで使用する場合は、FTZ IIなどのマウントアダプターが必要です。
また、Fマウントは長期間使われてきた規格なので、レンズ世代によってAFなど使用できる機能が異なります。
「ニコン用レンズだから使える」とメーカー名だけで判断しないでください。
中古Fマウントまで候補にする場合は、中古カメラレンズを買うときの確認ポイントも合わせて確認しておくと、マウントや状態の見落としを減らせます。
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中古カメラを選ぶなら、価格だけでなく商品の状態、付属品、保証内容まで確認することが大切です。
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シグマやタムロンもある
Zマウントでは純正NIKKOR以外にも選択肢があります。
SIGMAではAPS-C向けZマウントとして16mm F1.4、30mm F1.4、56mm F1.4 DC DNがあり、Z50IIについてメーカー側で動作確認情報が公開されています。
Z50IIではそれぞれ約24mm、45mm、84mm相当になるため、広角・標準・中望遠の明るい単焦点として考えられます。
TAMRONにはAPS-C向けZマウントとして17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXDや18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXDなどがあります。
純正以外を選ぶ場合も、購入前にZ50IIとの最新の互換性、ファームウェア、対応機能を各メーカー公式情報で確認してください。
カメラやレンズの仕様、対応機能、販売条件は変更されることがあります。
購入時はニコンや各レンズメーカーの公式情報を確認し、高額な購入で判断に迷う場合は販売店スタッフにも型番と使用目的を伝えて確認してください。
焦点距離から用途を考える
レンズ名を見ても用途が分からないときは、Z50IIでの35mm判換算画角から考える方法があります。
すべてを暗記する必要はなく、大まかな範囲だけ分かれば十分です。
18から24mm相当は超広角
約18〜24mm相当は広い範囲を写しやすく、風景、建築、室内、自撮り、Vlogに向きます。
12-28mmの12mm側が約18mm相当、16-50mmの16mm側が約24mm相当です。
狭い場所では、この差が構図へ大きく影響します。
35から50mm相当は日常向け
約35〜50mm相当は、街歩き、料理、人物と背景、日常スナップなどに使いやすい範囲です。
24mm F1.7は約36mm相当、MC 35mm F1.7は約52.5mm相当なので、同じF1.7でも写真の見え方は変わります。
75mm以上は望遠寄り
約75mm相当からは人物を少し離れた位置から撮りやすくなり、さらに200mm、300mm相当と伸びれば、スポーツ、鉄道、動物など遠距離の被写体を狙いやすくなります。
50-250mmは約75-375mm相当なので、Z50IIのDXフォーマットを望遠撮影に生かしやすいレンズです。
購入前に確認したいこと
焦点距離が希望に合っていても、実際の使いやすさはサイズ、VR、F値、フィルター径などでも変わります。
購入ボタンを押す前に、最後の確認をしておきましょう。
レンズ名を最後まで見る
「16-50mm」だけで探すと、f/3.5-6.3 VRとf/2.8 VRが混在する可能性があります。
24mmや35mmについても、DX用なのかFX対応なのか、MCが付くのかまで見てください。
通販では商品タイトルが省略されている場合もあるので、メーカー型番と仕様欄を照らし合わせると安心です。
持ち歩く重さを確認する
Z50IIを選ぶ理由に小型軽量さが含まれているなら、レンズ重量も重要です。
16-50mmと24mm F1.7は約135gですが、18-140mmは約315g、50-250mmは約405gです。
数字だけでは分かりにくいものの、長時間首から下げたり、旅行で一日中持ち歩いたりすると差が出ます。
画角だけでなく、持ち出す頻度まで想像して選んでください。
◆ユウのワンポイントアドバイス
スペック上の万能さだけで選んでも、重くて持ち出さなくなれば意味がありません。
Z50IIでは「撮れる範囲」と「実際に持ち歩ける大きさ」の両方を見たほうが、長く使いやすい組み合わせになります。
Nikon Z50IIのFAQ
Z50IIの交換レンズ選びで特に迷いやすいポイントを、購入前に確認しやすい形でまとめます。
Nikon Z50IIのレンズに関するよくある質問(FAQ)タップすると回答が開きます。
Q1. Nikon Z50IIにはどのマウントのレンズが使えますか?
A. Z50IIはニコンZマウントです。
NIKKOR ZおよびNIKKOR Z DXを直接装着できます。
Fマウント用NIKKORレンズは直接装着できず、対応レンズをFTZ IIなどのマウントアダプターを介して使用します。
Fマウントではレンズ世代によって利用できる機能が異なるため、購入前に個別の互換性を確認してください。
Q2. Z50IIのキットレンズの次に買うなら何がいいですか?
A. 16-50mmを持っているなら、撮影目的から決めるのが分かりやすいです。
人物や室内なら24mm F1.7、自撮りやVlogなら12-28mm、運動会や動物なら50-250mm、旅行でレンズ交換を減らしたいなら18-140mmが候補になります。
花や小物へ寄りたい場合はMC 35mm F1.7も選べます。
Q3. Z50IIではFX用NIKKOR Zレンズも使えますか?
A. 使用できます。
例えばNIKKOR Z 40mm f/2をZ50IIへ装着すると、35mm判換算で約60mm相当の画角になります。
Z50IIはDXフォーマットなので、FX対応レンズでも画角は約1.5倍相当として考えてください。
Q4. Z50IIではVR付きレンズを選んだほうがいいですか?
A. 風景や静物を手持ちで撮るならVRは役立ちます。
ただしVRは被写体そのものの動きを止める機能ではありません。
子どもやペットなど動く被写体では、F値の小さいレンズでシャッタースピードを上げることが有効な場面もあります。
用途に合わせてF値とVRを分けて考えてください。
Q5. 18-140mmがあれば50-250mmは不要ですか?
A. 用途によります。
18-140mmは約27-210mm相当で旅行や日常を1本で撮りやすいレンズです。
50-250mmは約75-375mm相当まで届くため、運動会、野鳥、鉄道、スポーツなど、さらに遠くの被写体を大きく撮りたい場合に意味があります。
Z50IIおすすめレンズまとめ
Z50IIはDXフォーマットの小型ミラーレスなので、最初はNIKKOR Z DXを中心に考えると、ボディとのサイズバランスを取りやすくなります。
- 普段使いと最初の1本なら16-50mm f/3.5-6.3 VR
- 旅行でレンズ交換を減らすなら18-140mm f/3.5-6.3 VR
- 運動会や動物なら50-250mm f/4.5-6.3 VR
- 風景・自撮り・Vlogなら12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR
- 人物・室内・スナップなら24mm f/1.7
- 花・料理・小物の接写ならMC 35mm f/1.7
すでに16-50mmを持っているなら、「焦点距離が重ならないレンズ」を機械的に選ぶ必要はありません。
もっと広く撮りたいのか、遠くを撮りたいのか、背景をぼかしたいのか、近くへ寄りたいのかを考えることが大切です。
Z50IIでは標準ズームを基準に、撮影目的から不足している画角や明るさを追加していくと、無駄の少ないレンズ構成を作りやすくなります。
仕様や対応状況は更新されることがあるため、購入前には必ずニコンおよび各レンズメーカーの公式情報で最新仕様を確認してください。