こんにちは、カメラギアセレクト管理人のユウです。
2026年現在の中古・型落ちカメラを実際に買う立場で価格や状態を追っていると、富士フイルムは少し面白いメーカーだなと感じます。
普通なら発売から時間が経つほど中古価格は下がっていきますが、FUJIFILMではX-E4やX100V、X-Pro3のように、旧型になっても人気が続いて中古価格があまり下がらない機種があります。
その一方で、X-T4やX-S10のように、今でも十分な画質や手ブレ補正を備えながら後継機より買いやすくなったモデルもあります。
私はカメラを選ぶとき、最新かどうかよりも、撮りたいものに必要な性能を満たしているか、状態と保証を含めた価格に納得できるかを見るようにしています。
富士フイルムの場合は、画素数だけでなく、ボディ内手ブレ補正、操作方法、フィルムシミュレーション、重さ、メーカー修理の受付状況まで見ると、自分に合う中古機がかなり見つけやすくなります。
記事のポイント
- 2026年に狙いたい富士フイルム中古カメラ
- X-TやX-Sなどシリーズごとの違い
- 予算と撮影用途に合う機種の選び方
- 中古購入前に確認したい状態と修理対応
富士フイルム中古の狙い目
富士フイルムの中古カメラを選ぶなら、最初から一台に決めるより、価格、手ブレ補正、サイズ、撮影用途を並べて見るほうが分かりやすいです。
特にXシリーズでは、同じ約2610万画素のセンサーを使う機種でも、ボディの作りや手ブレ補正の有無で使い勝手がかなり変わります。

2026年のおすすめを比較
2026年9月時点で中古候補にしやすい主要モデルを比べると、次のようになります。
| 機種 | 中古価格の確認例 | 有効画素数 | IBIS | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|
| X-T5 | 約21万円台 | 約4020万画素 | あり | 風景・写真中心 |
| X-H2 | 約19万円台〜 | 約4020万画素 | あり | 高画素・動画 |
| X-H2S | 約24〜25万円台 | 約2616万画素 | あり | スポーツ・野鳥 |
| X-S20 | 約17万円台〜 | 約2610万画素 | あり | 写真・動画・旅行 |
| X-T4 | 約13〜16万円台 | 約2610万画素 | あり | 写真・動画 |
| X-S10 | 約12〜14万円台 | 約2610万画素 | あり | 初心者・旅行 |
| X-T3 | 約11万円台〜 | 約2610万画素 | なし | 価格優先 |
| X-T30 II | 約11万円台〜 | 約2610万画素 | なし | 軽量・スナップ |
| X-E4 | 約15万円台〜 | 約2610万画素 | なし | 街撮り・携帯性 |
| X-Pro3 | 約22万円台〜 | 約2610万画素 | なし | 写真を撮る体験 |
| X100V | 約23万円台〜 | 約2610万画素 | なし | 街撮り・旅行 |
中古価格は同じ機種でも外観、付属品、シャッター回数、保証、カラーによって変わります。
上の金額は2026年9月前後に確認できる販売例をもとにした目安であり、固定された相場ではありません。
価格だけで見るならX-T3やX-T30 II、使いやすさまで含めるならX-S10、上位機を型落ちで選ぶならX-T4が比較しやすい位置です。
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中古の富士フイルムを探すなら、専門店の在庫も確認
中古カメラは同じ機種でも、外観の状態、付属品、保証、価格が1台ずつ異なります。
X-T4・X-S10・X-T30 II・X-T5など候補が決まったら、現在販売されている中古在庫を見比べてみてください。
※中古品は在庫、価格、商品の状態が随時変わります。
リンク先で最新情報をご確認ください。
富士フイルム以外も含めて比較したい場合は、中古ミラーレスカメラのおすすめ機種も参考になります。
総合候補はX-T4
中古の富士フイルムで私が最初に比較したいのがX-T4です。
X-T4は約2610万画素のX-Trans CMOS 4センサーを搭載した上位モデルで、5軸のボディ内手ブレ補正を備えています。
X-T3と比べると、手持ち撮影で使いやすいIBISが加わった点が大きな違いです。
夜の街並み、室内、標準単焦点レンズを使ったスナップなどでは、手ブレ補正があるだけで撮影できる場面が増えます。
さらに高速連写、4K60p動画、デュアルカードスロットなど、発売当時の上位機らしい機能も残っています。
2026年の中古では13万円台後半から16万円台程度で見つかる個体があり、約21万円台になるX-T5との差額は小さくありません。
もちろんX-T5は約4020万画素になり、AFや高画素撮影などでも世代が進んでいます。
しかし、旅行、人物、家族、風景、日常写真が中心なら、X-T4の約2610万画素でも不足を感じない人は多いでしょう。
中古X-T4の在庫と保証条件を複数の販売店で比較すると、同じ予算でも外観や付属品まで含めて選びやすくなります。
◆ユウのワンポイントアドバイス
私ならX-T3とX-T4の差額が数万円なら、メイン機として長く使う場合はX-T4を先に見ます。
手ブレ補正だけでなく、2026年9月現在もメーカー修理受付対象になっている点まで含めると、価格差には意味がありますよ。
初心者ならX-S10
初めてFUJIFILMを使うなら、X-S10もかなり分かりやすい選択です。
X-S10は約2610万画素X-Trans CMOS 4センサーと5軸ボディ内手ブレ補正を備え、撮影時の重量は約465g。
X-T4より小さく、旅行や日常撮影にも持ち出しやすいサイズです。
操作方法にも違いがあります。
X-Tシリーズはシャッタースピードなどを専用ダイヤルで操作する富士フイルムらしい方式ですが、X-S10は一般的なモードダイヤルを採用しています。
そのため、CanonやSONY、Nikonなどのカメラを使った経験がある人でも入りやすいでしょう。
2026年9月には12万円台から14万円台程度の中古販売例があり、IBIS付きのXシリーズとしては手が届きやすい位置です。
後継のX-S20では画像処理エンジンがX-Processor 5へ変わり、被写体検出AFやバッテリー性能などが進化しています。
ただ、静止画中心で人物、旅行、料理、風景を撮るなら、X-S10でも十分楽しめます。
最新のAFが必要なのか、それとも浮いた予算をレンズへ回したいのかで考えると決めやすいですよ。
価格優先ならX-T3
X-T3は、型落ち上位機をなるべく安く手に入れたい人に向いています。
約2610万画素X-Trans CMOS 4とX-Processor 4を搭載し、4K60p動画やデュアルUHS-II対応SDカードスロットなどを備えています。
ボディ内手ブレ補正はありませんが、写真そのものが急に古くなったわけではありません。
日中の風景やスナップ、シャッター速度を確保できる屋外撮影、OIS付きレンズを使う場合なら、IBISなしでも困らない場面は多くあります。
問題は購入後の扱いです。
富士フイルムではX-T3の通常修理受付が2026年6月で終了しており、2026年9月時点では修理受付終了製品側に掲載されています。
部品の状況や故障内容によって対応できる可能性はあるものの、X-T4とは条件が違います。
X-T3を選ぶなら、安さだけで決めず、販売店保証、現在の状態、シャッターやダイヤルの動作まで確認したいところです。
軽さならX-T30 II
旅行や街歩きで荷物を小さくしたいならX-T30 IIが候補になります。
約2610万画素X-Trans CMOS 4とX-Processor 4を搭載しながら、バッテリーとカード込みで約378gです。
X-T4よりかなり軽く、小型のXF単焦点レンズやXC15-45mmなどを組み合わせれば、日常的に持ち歩きやすくなります。
一方でボディ内手ブレ補正はなく、SDカードもシングルスロットです。
仕事撮影でバックアップ記録をしたい人より、旅行や趣味の写真を身軽に楽しみたい人向けと言えます。
中古販売例は11万円台から見つかることがあります。
X-T3と価格が近いと迷いますが、上位機らしいボディやデュアルスロットならX-T3、携帯性と現在のメーカー修理受付まで考えるならX-T30 IIという選び方ができます。
街撮りならX-E4
X-E4は、薄くて軽いXシリーズを探している人にはかなり魅力的です。
約2610万画素X-Trans CMOS 4を搭載し、撮影時約364g。
幅121.3mm、高さ72.9mm、奥行き32.7mmという薄型ボディなので、小さな単焦点レンズとの相性がいい機種です。
バッグへ入れたときの圧迫感が少なく、街撮りや旅行で大きなカメラを持ち歩きたくない人には合います。

ただし、X-E4は生産終了後も人気が続き、中古でも15万円台以上になることがあります。
X-S10より高く、X-T4と近い値段になる個体もあるため、安い型落ちを探す目的では選びにくいモデルです。
価格よりも、薄型ボディとX-Eシリーズの見た目や操作感が欲しい人向けと考えたほうが納得できます。
予算と用途で機種を選ぶ
中古FUJIFILMは、予算を上げれば必ず満足度が上がるわけではありません。
風景なのか、旅行なのか、子どもなのか、野鳥なのかで必要な機能は変わります。
ここからは価格帯と撮影内容から候補を絞っていきます。
20万円前後ならX-T5
静止画を中心に使い、高画素まで求めるならX-T5が本命候補です。
X-T5は約4020万画素X-Trans CMOS 5 HRセンサーとX-Processor 5、5軸最大7.0段のボディ内手ブレ補正を採用しています。
撮影時重量は約557gで、高画素機としては比較的持ち歩きやすいサイズです。
風景の細部を残したい、後からトリミングすることが多い、大きくプリントしたいといった用途では約4020万画素が生きてきます。
また、ISO感度、シャッタースピード、露出補正を物理ダイヤルで操作でき、3方向チルト液晶を採用しています。
写真中心で使う人には分かりやすい設計です。
主な仕様は富士フイルム公式「FUJIFILM X-T5」でも確認できます。
中古価格は21万円台前後がひとつの販売例です。
一方で、SNS投稿や家族写真、旅行が中心なら約4020万画素を必ずしも必要としません。
X-T4との差額をレンズへ回す選択も十分ありです。
高画素と動画ならX-H2
X-H2も約4020万画素X-Trans CMOS 5 HRを搭載しています。
ただしX-T5とはボディの考え方がかなり違います。
X-H2は大型グリップを備え、CFexpress Type Bカードにも対応し、8K動画を撮影できます。
撮影時重量は約660gなので、X-T5より大きく重くなりますが、大きなレンズを付けるならX-H2のグリップを好む人もいるでしょう。
面白いのは中古価格です。
2026年9月には19万円台から見つかる例もあり、在庫によってはX-T5より安いことがあります。
風景中心で軽さを優先するならX-T5、写真と高解像動画を一本のボディで扱いたいならX-H2という分け方が分かりやすいです。
野鳥やスポーツならX-H2S
野鳥、スポーツ、モータースポーツなど動きの速い被写体ではX-H2Sが別枠になります。
X-H2Sは約2616万画素なので、数字だけを見るとX-H2やX-T5より少なく見えます。
ただし採用しているのは高速読み出しを目的とした積層型X-Trans CMOS 5 HSセンサーです。
電子シャッターではAF・AE追従で最大約40コマ/秒の高速連写に対応します。
つまりX-H2Sは高画素を競う機種ではなく、動く被写体を追い続けるためのカメラです。
旅行や風景だけなら性能を持て余すかもしれません。
逆に鳥の飛翔や競技スポーツを頻繁に撮るなら、X-T4やX-S10より購入理由がはっきりしています。

中古価格は24〜25万円台前後の販売例があります。
X100Vは安さで選ばない
FUJIFILMの中古を探していると、X100Vも候補に入ってきます。
ただ、X100VはX-Tシリーズのようなレンズ交換式カメラではありません。
約2610万画素APS-Cセンサーに23mm F2、35mm判換算約35mm相当のレンズを固定したカメラです。
この画角だけで日常、旅行、街撮りを楽しむなら、とても潔い構成です。
そのかわり望遠や超広角へレンズを交換することはできません。
さらに中古人気が高く、2026年9月には23万円台から24万円台程度になる販売例もあります。
同じ金額ならX-T5やX-H2と交換レンズを検討できるため、価格に対する性能だけでX100Vを選ぶものではありません。
「このサイズ、この画角、この撮影スタイルがいい」と感じる人向けです。
X-Pro3は体験で選ぶ
X-Pro3も中古価格だけで判断しにくい機種です。
ハイブリッドビューファインダーを採用し、背面液晶を常に見ながら撮る一般的なミラーレスとはかなり違う使い方をします。
ファインダーをのぞき、ダイヤルを操作して写真を撮ること自体を楽しみたい人に向いたカメラです。
中古価格は22万円台から24万円台になる例があり、約2610万画素世代だから安いというわけではありません。
X-T5など新しい機種と比較して、それでもX-Pro3の操作感を選びたいか。
ここが判断の分かれ目です。
第4世代は用途で分ける
X-T3、X-T4、X-S10、X-T30 II、X-E4は、基本的に約2610万画素X-Trans CMOS 4世代です。
そのため、静止画の画素数だけを見ても決めにくい組み合わせです。
| 機種 | IBIS | サイズ感 | 主な特徴 | 向く人 |
|---|---|---|---|---|
| X-T3 | なし | 中型 | 上位機・デュアルSD | 価格を抑えたい人 |
| X-T4 | あり | やや大きい | 上位機・写真と動画 | 幅広く撮りたい人 |
| X-S10 | あり | 小型 | モードダイヤル | 初心者・旅行 |
| X-T30 II | なし | 小型 | 約378g | 携帯性重視 |
| X-E4 | なし | 薄型 | 約364g | 街撮り中心 |
写真の雰囲気を決めるのはボディだけではありません。
同じ予算なら、ボディを一世代新しくするより、明るい単焦点レンズを追加したほうが撮れる写真が変わるケースもあります。
Xマウントの中古交換レンズまで含めて総額を比較すると、本当に必要な予算が見えやすくなります。
第5世代はAFも変わる
X-T5、X-H2、X-H2SなどではX-Processor 5世代へ進みました。
X-T5とX-H2は約4020万画素、X-H2Sは高速読み出し型の約2616万画素です。
X-S20は約2610万画素X-Trans CMOS 4センサーを使いながら、画像処理エンジンにはX-Processor 5を採用しています。
そのため第4世代との違いは単純な画素数だけではありません。
被写体検出AF、バッテリー、動画、処理速度など、撮影を助ける機能にも差があります。
鳥、車、バイク、自転車、飛行機、電車といった被写体を頻繁に撮るなら、新しい世代へ予算を出す理由があります。
逆に風景、料理、街並み、人物を落ち着いて撮るなら、第4世代でも十分という人は多いはずです。
◆ユウのワンポイントアドバイス
スペック表を見ると新しい機種が全部よく見えてきます。
でも、撮らない機能に数万円払っても写真が増えるとは限りません。
私なら「一番よく撮る場面で必要か」を考えて、その差額をレンズにも振り分けます。
中古購入で確認するポイント
機種が決まったら、次は個体の状態です。
中古カメラは同じ型番でも一台ずつ状態が違うため、最安値だけで決めるのはおすすめしません。

特に富士フイルムの旧型では、修理受付状況まで購入条件の一部として見ておきたいところです。
フィルムシミュレーション
富士フイルムを選ぶ理由として外せないのがフィルムシミュレーションです。
これは写真フィルムを交換するような感覚で、色や階調の表現をカメラ側で変えられる機能です。
撮影後にパソコンで細かく編集しなくても、自分の好きな雰囲気でJPEGを残しやすいのが魅力です。
ただし、搭載されるフィルムシミュレーションは機種や世代で同一ではありません。
「この色で撮りたい」という目的があるなら、購入候補の機種にそのフィルムシミュレーションが搭載されているか確認してください。
画素数が同じだから撮影体験も同じ、とは限らない部分です。
手ブレ補正の有無を見る
中古Xシリーズでは、IBISの有無が価格と使い方に直結します。
X-T4、X-S10、X-T5、X-H2、X-H2S、X-S20などはボディ内手ブレ補正を備えています。
一方でX-T3、X-T30 II、X-E4などにはありません。
夜景や室内で止まっている被写体を手持ち撮影するなら、IBISがあるとシャッター速度を落とせる場面があります。
ただし手ブレ補正は、人や動物が動くことで起きる被写体ブレを止める機能ではありません。
走る子どもや犬を撮るなら、シャッター速度やAF性能のほうが重要になることもあります。
また、IBISがないボディでもOIS付きレンズならレンズ側で補正できます。
ボディ単体ではなく、使う予定のレンズまで含めて判断してください。
シャッター回数だけで決めない
中古カメラで気になる数字の一つがシャッター回数です。
当然、同じ状態なら極端に回数が多い個体より少ない個体のほうが選びやすく感じます。
しかし、シャッター回数だけでは中古カメラの状態を判断できません。
屋外で酷使された個体なのか、室内で丁寧に使われた個体なのかでも状態は変わります。
さらにミラーレスでは電子シャッターを使えるため、表示されるメカシャッター回数だけでは実際の撮影枚数を完全には把握できない場合があります。
私はシャッター回数と一緒に、センサー、マウント、液晶、EVF、ダイヤル、カードスロット、端子類を見ます。
詳しく確認したい場合は、中古カメラのシャッター回数の目安と確認方法も参考にしてください。
バッテリーも確認する
中古ではバッテリーの劣化も見落としやすいポイントです。
X-T3、X-T30 II、X-E4、X-S10などはNP-W126S系、X-T5、X-H2、X-H2S、X-S20などでは大容量のNP-W235を採用しています。
同じボディ価格でも、純正バッテリーが付属している個体と社外品しか付いていない個体では条件が違います。
予備バッテリーを買い足す予定なら、その金額も最初から予算へ入れておくと安心です。
長期間使われたバッテリーは新品時と同じ容量を保っているとは限りません。
メーカー修理を確認する
2026年のFUJIFILM中古で特に見ておきたいのがメーカーの修理受付状況です。
2026年9月現在、X-E4、X-H2、X-H2S、X-Pro3、X-S10、X-S20、X-T4、X-T5、X-T30 II、X100Vなどは修理受付対応製品に掲載されています。
対してX-T3、X-T2、X-H1、X-E3、X-T30などは修理受付終了製品側に掲載されています。
例えばX-T3、X-H1、X-T30は2026年6月で通常修理受付終了となっています。
ただし、修理受付終了製品でも部品の在庫や故障内容によって修理できる場合があります。
また、受付中の機種でも部品事情によって対応が変わる可能性があります。
購入前には富士フイルム公式「修理受付対応製品および修理料金」で最新情報を確認してください。
中古価格、修理受付期間、部品供給、保証条件は変わる可能性があります。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
高額な中古品で判断に迷う場合は、販売店やメーカーサポートなどの専門家に相談したうえで最終的な判断をしてください。
販売店保証も比べる
メーカー修理受付と販売店の中古保証は別のものです。
メーカー保証が終わった機種でも、中古販売店が独自保証を付けて販売することがあります。
反対に、同じ機種でも保証なしの商品が販売されている場合があります。
10万円を超えるX-T4やX-S10をメイン機として使うなら、私は数千円の最安値より保証条件を優先して比較します。
保証期間だけでなく、自然故障の範囲、初期不良の連絡期限、返品条件まで見てください。
中古カメラの保証と返品条件では、この部分を詳しく解説しています。
購入後すぐ動作確認する
保証付きで買っても、届いたまま放置するのは避けたいところです。
初期不良の受付期間は通常保証より短い場合があります。
商品が届いたら、外観と付属品を確認し、実際に撮影してください。
AF-SとAF-C、メカシャッター、電子シャッター、連写、液晶、EVF、SDカード、USB端子など、自分が使う機能は一通り試しておきましょう。
IBIS付きモデルなら手ブレ補正、動画を撮るなら録画と音声も確認します。
購入前のチェック項目全体は、中古カメラの選び方と注意点にもまとめています。
レンズ込みの予算で考える
交換レンズ式カメラでは、ボディを買っただけでは撮影できません。
例えばX-T5を21万円で買っても、使いたい標準ズームや単焦点レンズを追加すれば予算はさらに増えます。
逆にX-S10やX-T4を数万円安く買い、その差額をXF23mm、XF35mmなどのレンズへ回す方法もあります。
カメラは新しいボディへ交換しても、気に入ったレンズはそのまま残せます。
私は中古を比較するときほど、ボディだけでなく「ボディ+最初のレンズ」で予算を見るようにしています。
売却価格も見ておく
中古カメラは買った瞬間の金額だけで考える必要はありません。
数年後に別の機種へ乗り換えるなら、現在のボディやレンズを売却して次の購入費用へ回せます。
特にFUJIFILMはX-E4やX100Vのように中古人気が続く機種もあるため、購入価格と同時に中古でどの程度流通しているかを見る意味があります。
ただし将来の価格は保証されません。
後継機の登場や在庫量によって相場は変わります。
使っていないカメラや交換レンズの買取価格を確認してから買い替えると、実際に追加で必要な金額を考えやすくなります。
富士フイルム中古の疑問
最後に、富士フイルムの中古カメラを探すときによく出てくる疑問をまとめます。
機種名だけで決めにくい場合は、ここまでの価格、IBIS、重量、修理受付を一緒に見直してみてください。
富士フイルム中古カメラに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 富士フイルムの中古カメラで一番おすすめはどれですか?
A. 用途によって変わりますが、2026年の中古で幅広く比較しやすいのはX-T4です。
約2610万画素、ボディ内手ブレ補正、写真と動画の機能を備え、X-T5より予算を抑えやすくなっています。
小型さと扱いやすさを優先するならX-S10、高画素ならX-T5も候補です。
Q2. 初心者ならX-S10とX-T30 IIのどちらがいいですか?
A. 夜景や室内も手持ちで撮りたいならボディ内手ブレ補正を搭載するX-S10が使いやすいでしょう。
できるだけ軽くしたいなら約378gのX-T30 IIが向いています。
価格だけでなく、IBISが必要かどうかで決めると分かりやすいです。
Q3. X-T3とX-T4は中古ならどちらを選ぶべきですか?
A. 購入価格をできるだけ抑えるならX-T3が候補です。
ただしX-T4にはボディ内手ブレ補正があり、2026年9月時点ではメーカー修理受付対象にも含まれています。
メイン機として長く使うなら、私は価格差と保証を確認したうえでX-T4を先に比較します。
Q4. X-E4やX100Vはなぜ中古でも高いのですか?
A. 中古価格は発売年だけで決まりません。
X-E4の薄型ボディやX100Vのレンズ一体型スタイルなど、その機種にしかない特徴を求める人が多いと、中古価格が下がりにくくなることがあります。
そのため「旧型だからお買い得」とは限りません。
Q5. 富士フィルムと富士フイルムはどちらが正しい表記ですか?
A. 正式表記は「富士フイルム」です。
「富士フィルム中古カメラ」や「中古カメラ 富士フィルム」と検索されることもありますが、会社名とブランドを記事内で表記するときは富士フイルム、英字ではFUJIFILMとなります。
富士フイルム中古の選び方まとめ
富士フイルムの中古カメラは、古いほど単純に安くなるわけではありません。
X-E4、X-Pro3、X100Vのように、旧型になっても人気によって高い価格を維持するモデルがあります。
一方で、X-T4やX-S10のように、現在でも十分な撮影性能を持ちながら後継機より予算を抑えられるモデルもあります。
2026年の中古で私が比較するなら、用途ごとの候補は次のようになります。
- 総合的に選ぶならX-T4
- 初めてFUJIFILMを使うならX-S10
- 価格優先ならX-T3
- 軽量さならX-T30 II
- 街撮りと薄型ボディならX-E4
- 高画素の写真ならX-T5
- 高画素と動画ならX-H2
- 野鳥やスポーツならX-H2S
- レンズ一体型を楽しむならX100V
カメラは最新機種でなくてもいいと私は考えています。
撮りたい写真に必要なAF、画質、手ブレ補正、動画性能を満たしているなら、状態の良い中古・型落ちを選び、その差額を交換レンズや撮影へ回すほうが納得できることも多いです。
ただし、富士フイルムの旧型ではメーカー修理受付が終わっているモデルもあります。
価格、状態、保証、修理受付、レンズまで含めて比べて、自分が実際に持ち出したくなる一台を選んでください。