こんにちは、カメラギアセレクト管理人のユウです。
SONY NEX-7は2012年発売のかなり古いミラーレスですが、中古市場を見ると今でもボディやレンズキットが販売されています。
約2430万画素のAPS-Cセンサー、電子ビューファインダー、Eマウント、3つのダイヤルを使った操作系など、写真を撮るための基本部分には今見ても面白いところがあります。
ただ、発売から14年以上が経過したカメラなので、「安いEマウント機だから」という理由だけで選ぶのは少し待ちたいところです。
AF、動画、手ブレ補正、スマートフォン連携、バッテリーや修理の問題まで含めると、現在のカメラとはかなり違います。
中古価格も重要です。
NEX-7が3万円前後なら面白くても、状態のよい個体が4万円台まで上がると、α6000など後年のEマウント機と価格が重なってきます。
ここでは、NEX-7中古が2026年現在でも使えるのか、中古販売価格の目安、対応レンズ、α6000との違い、購入前に確認したい故障リスクまで順番に見ていきます。

記事のポイント
- 2026年でもNEX-7を使いやすい撮影用途
- NEX-7中古ボディとレンズキットの価格目安
- α6000や現在のEマウント機との違い
- 古い中古カメラだからこそ確認したい購入ポイント
NEX-7は今でも使える?
NEX-7が現在でも使えるかどうかは、「何を撮るのか」で答えが変わります。
静止画中心なら今でも使える場面がありますが、動体AFや動画、スマホ連携を求めるなら古さを感じやすいカメラです。
静止画中心なら今も使える
NEX-7は有効約2430万画素のAPS-Cセンサーを搭載し、最大6000×4000ピクセルの静止画を記録できます。
JPEGだけでなくRAWにも対応しているので、撮影後に明るさや色を追い込んで仕上げる使い方も可能です。
約2430万画素という数字だけを見ると、現在でも極端に少ない画素数ではありません。
風景、建物、街歩き、物撮り、旅行写真など、被写体がそれほど激しく動かない撮影なら十分楽しめます。
特に相性がよいのが、低ISOを中心にじっくり撮影するスタイルです。
日中のスナップや風景なら、NEX-7の画素数を生かしやすいでしょう。

◆ユウのワンポイントアドバイス
NEX-7を今選ぶなら、最新機の代用品として見るより、「小型のEマウント機で写真をじっくり楽しむカメラ」と考えたほうがしっくりきます。
そこに魅力を感じるかが大きな分かれ目です。
AFには大きな世代差がある
NEX-7のAFは25点のコントラスト検出方式です。
AF-SだけでなくAF-Cや追尾フォーカスも搭載していますが、後年のソニー機で使われている像面位相差AFを組み合わせた方式とは世代が違います。
静止している人物、建物、商品、風景、花などなら大きな問題になりにくいものの、走る子ども、犬や猫、スポーツ、鉄道、野鳥のように位置が変わり続ける被写体では不利になります。
スペック表には最高約10コマ/秒の速度優先連続撮影とありますが、ここにも注意が必要です。
このモードでは1コマ目のピントと露出に固定されます。
通常の連続撮影はAF-S時で最高約3コマ/秒。
連続撮影可能枚数もJPEGファインで約17枚、RAWで約13枚、RAW+JPEGで約11枚です。
約10コマ/秒という数字だけで、スポーツ向けのカメラと判断しないでください。現在のAF追従連写とは考え方がかなり異なります。
動画やスマホ連携は古い
NEX-7はフルHD動画を撮影でき、AVCHDでは1920×1080/60pにも対応しています。
ただし4Kには対応していません。
現在のミラーレスで一般的になっている高性能な動画AF、被写体認識、アクティブな手ブレ補正、スマートフォンとの簡単な連携などを期待するカメラではありません。
Wi-Fi、Bluetooth、NFCも非搭載です。
撮影後すぐスマートフォンへ無線転送してSNSへ投稿したい場合は、かなり手間に感じるでしょう。
動画を主目的に買うというより、写真を中心に使い、必要なときだけフルHD動画も撮れるカメラという位置付けが合っています。
NEX-7の基本仕様
NEX-7が自分の用途に合うか判断するには、現在のカメラと違う部分を先に知っておくことが大切です。
主要な仕様をまとめると次のようになります。
| 項目 | NEX-7 |
|---|---|
| 発売日 | 2012年1月27日 |
| マウント | ソニーEマウント |
| センサー | APS-C CMOS |
| 有効画素数 | 約2430万画素 |
| 最大静止画 | 6000×4000 |
| RAW | 対応 |
| ISO感度 | ISO100~16000 |
| AF | 25点コントラストAF |
| EVF | 約235.9万ドット |
| 液晶 | 3.0型 約92.2万ドット |
| タッチ操作 | 非対応 |
| 最高連写 | 速度優先時 約10コマ/秒 |
| ボディ内手ブレ補正 | なし |
| 動画 | 最大フルHD 60p |
| Wi-Fi | なし |
| USB充電 | 非対応 |
| バッテリー | NP-FW50 |
| 本体重量 | 約291g |
NEX-7の詳しい仕様は、ソニー公式の「NEX-7 主な仕様」で現在も確認できます。
数値や対応アクセサリーについて正確な情報が必要な場合は、メーカー公式情報もあわせて確認してください。
EVFは今見ても魅力がある
NEX-7には約235.9万ドットの有機EL電子ビューファインダーが搭載されています。
視野率は約100%です。
面白いのは、後発のα6000が約144万ドットのEVFだったこと。
単純なドット数だけを比べると、NEX-7のほうが多くなっています。
もちろん表示品質はドット数だけで決まるものではありません。
それでも、ファインダーをのぞいて撮ることを重視する人にとって、NEX-7らしさを感じられる部分です。
背面液晶は3.0型で、上方向約90度、下方向約45度に動かせます。
ただしタッチパネルではなく、自撮り用に前まで反転する構造でもありません。
MF撮影との相性がいい
NEX-7にはMFアシストとフォーカスピーキングがあります。
MFアシストは5.9倍と11.7倍に拡大でき、ピーキングは高・中・低、表示色は赤・黄・白から選択できます。
AF性能では新しいカメラにかないませんが、マニュアルフォーカスでゆっくり合わせる撮影なら話は別です。
オールドレンズを楽しみたい人には、現在でも使いやすい基本機能が残っています。

高感度は現代機と分けて考える
静止画のISO設定範囲はISO100~16000です。
AUTOではISO100~1600となっています。
ここで気を付けたいのは、ISO16000まで設定できることと、ISO16000まで現代のカメラと同じ感覚で使えることは別だという点です。
NEX-7は2011~2012年ごろのセンサーと画像処理世代です。
夜景、暗い室内、室内スポーツなどで高ISOを頻繁に使うなら、後年のカメラも比較したほうがよいでしょう。
2026年の中古相場
NEX-7中古の価格は、ボディの状態、付属品、販売店保証、レンズの有無によってかなり差があります。
ひとつの金額だけを「相場」と考えないことが大切です。
3万円台から4万円台が目安
2026年10月7日の確認時点では、NEX-7ボディの中古に約29,480円からの掲載例がありました。
専門店系の在庫では、Dランクで約36,700円、Cランクで約39,700円、Bランクで約46,200円といった例も確認されています。
そのため、販売店が状態を判定した中古ボディでは、3万円台から4万円台がひとつの目安になります。
ただし中古在庫は日々入れ替わります。
同じ店舗でも状態や付属品が違えば価格は変わるため、上記の金額は2026年10月7日前後の一般的な参考値として見てください。
中古カメラの価格は固定ではありません。
購入時は販売ページの価格、保証期間、返品条件、付属品を改めて確認してください。
NEX-7Kはレンズ付き
中古販売ページでは「NEX-7」と「NEX-7K」が並ぶことがあります。
NEX-7はボディ単体、NEX-7Kはズームレンズキットです。
NEX-7KにはE 18-55mm F3.5-5.6 OSSの専用ブラックモデルが付属していました。
そのため、3万円台のNEX-7ボディと4万円台のNEX-7Kを単純に比べても意味がありません。
レンズキットを見るときは、レンズのカビやクモリ、AF、ズームリング、フォーカスリング、OSSの動作まで確認しましょう。
Amazonや楽天市場でNEX-7中古ボディとレンズキットを比較する場合も、価格だけでなく付属品と販売店保証を見比べるのがおすすめです。
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NEX-7中古ボディ・レンズキットを探す
在庫や価格、付属品、販売店の保証内容は商品ごとに異なります。
購入前に最新の商品状態を確認して比較してください。
フリマは条件確認が重要
確認時点のフリマ系では、NEX-7ボディが3万円台前半、レンズ付きが3万円台後半から4万円台といった出品例も見られました。
ただし、フリマでは出品者によって動作確認の範囲が違います。
「通電確認済み」と書かれていても、AF、EVF、SDカードへの書き込み、ダイヤル、フラッシュ、レンズ認識まで確認されているとは限りません。
数千円安くても、故障した際の返品や保証が難しければ結果的に高い買い物になる可能性があります。
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カメラのキタムラで中古カメラを探す|在庫・状態・保証を比較
中古カメラを選ぶなら、価格だけでなく商品の状態、付属品、保証内容まで確認することが大切です。
カメラのキタムラでは、ミラーレス、一眼レフ、交換レンズなどの中古在庫を探せます。
欲しい機種が決まったら、現在の中古カメラ在庫や商品の状態を確認して比較してみてください。
※中古品は在庫、価格、商品の状態が随時変わります。
リンク先で最新情報をご確認ください。
α6000と比べるポイント
NEX-7を3万円台後半から4万円台で探しているなら、α6000との比較は外せません。
中古価格が近い個体があるためです。
| 項目 | NEX-7 | α6000 |
|---|---|---|
| 有効画素数 | 約2430万画素 | 約2430万画素 |
| AF | 25点コントラスト | 179点位相差+25点コントラスト |
| 最高連写 | 約10コマ/秒 | 約11コマ/秒 |
| EVF | 約235.9万ドット | 約144万ドット |
| Wi-Fi | なし | あり |
| NFC | なし | あり |
| マウント | Eマウント | Eマウント |
| バッテリー | NP-FW50 | NP-FW50 |
AFならα6000が有利
α6000は179点の像面位相差AFと25点のコントラストAFを組み合わせたファストハイブリッドAFを採用しています。
AF追従で最高約11コマ/秒の連続撮影にも対応するため、子ども、ペット、乗り物など動く被写体を撮るなら、NEX-7より選びやすいでしょう。
Wi-FiとNFCを備えていることも違いです。
5万円以下の中古カメラまで候補を広げたい場合は、5万円以下の中古カメラおすすめ機種も比較材料になります。
NEX-7ならではの魅力もある
NEX-7には約235.9万ドットEVF、Tri-Dial Naviと呼ばれる3ダイヤル操作、マグネシウム合金ボディといった特徴があります。
新しさやAF性能だけでなく、「この操作感やデザインを使いたい」という目的があるなら、NEX-7を選ぶ理由になります。
逆に、単純に安いSONYのAPS-Cミラーレスが欲しいだけなら、NEX-7にこだわりすぎる必要はありません。
◆ユウのワンポイントアドバイス
私なら、NEX-7とα6000の状態が同程度で価格差も小さいなら、まず撮影対象で決めます。
風景やMF中心ならNEX-7も面白いですが、動く被写体を撮るならα6000を優先して考えます。
SONYの型落ち機を広く比べたい場合は、ソニー中古カメラのおすすめ機種比較もあわせて確認すると、NEX-7の価格帯が妥当か判断しやすくなります。
レンズ互換と手ブレ補正
NEX-7を中古で買うメリットのひとつがEマウントです。
ただし、「Eマウントなら何でも同じように使える」と考えるのは避けましょう。
Eマウントレンズを使える
NEX-7はソニーEマウントなので、APS-C用のEレンズを装着できます。
フルサイズ用として販売されているFEレンズも同じEマウントなので装着できますが、NEX-7のセンサーはAPS-Cです。
たとえば50mmレンズを付けた場合、焦点距離そのものは50mmのままですが、35mm判換算では約75mm相当の画角になります。
中古のEマウントレンズを追加する場合は、焦点距離だけでなくOSSの有無とNEX-7での対応機能を確認すると選びやすいですよ。
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NEX-7で使うEマウントレンズを探す
レンズによってNEX-7で利用できる機能が異なるため、購入前に型番ごとの互換性を確認してください。
ボディ内手ブレ補正はない
NEX-7にはセンサーを動かすボディ内手ブレ補正がありません。
手ブレ補正を使えるかどうかはレンズ側に依存します。
OSS搭載レンズならレンズ内の光学式手ブレ補正を利用できますが、OSS非搭載レンズでは基本的に手ブレ補正なしです。
オールドレンズをマウントアダプター経由で使用する場合も、この点は忘れないようにしてください。
新しいレンズは互換確認を
現在販売されているEマウントレンズの中には、NEX-7へ装着できても一部機能に制限が出る組み合わせがあります。
たとえばレンズ側のボタンや一部の制御機能が利用できない場合があるため、購入前にはソニーのレンズ・ボディ互換情報で型番ごとに確認するのが確実です。
「装着できる」と「すべての機能が使える」は別と覚えておくと安心です。
Aマウントは直接付かない
ソニーやミノルタのAマウントレンズは、NEX-7へ直接装着できません。
LA-EAシリーズなどの対応マウントアダプターが必要で、レンズとアダプターの組み合わせによってAFの可否や利用できる機能が変わります。
Aマウントレンズを持っているという理由だけでNEX-7を買う場合は、手持ちレンズの型番まで確認してから判断してください。
バッテリーと充電の注意
古い中古カメラでは、本体の状態と同じくらいバッテリー環境が重要です。
NEX-7は現在のUSB充電対応カメラと使い勝手が違います。
バッテリーはNP-FW50
NEX-7で使用する純正バッテリーはNP-FW50です。
新品時のCIPA基準では、EVF使用時で約350枚、液晶モニター使用時で約430枚の撮影可能枚数とされています。
ただし、中古品に付いてくるバッテリーが発売当時から使われてきたものなら、かなり年月が経過しています。
満充電にしても急速に残量が減る、残量表示が残っているのに電源が落ちるといった症状がある場合は交換を考えましょう。
NEX-7を持ち出して使うなら、状態のよいNP-FW50や予備バッテリーまで含めて予算を考えると購入後に困りにくくなります。
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NP-FW50対応バッテリーを探す
中古付属バッテリーは劣化している場合があるため、必要なら予備を含めて比較しておくと安心です。
本体のUSB充電は非対応
ここは特に注意したい部分です。
NEX-7にはUSB端子がありますが、カメラ本体にバッテリーを入れたままUSBケーブルで充電する方式には対応していません。
バッテリーを取り外して、対応するバッテリーチャージャーで充電します。
新品時にはBC-VW1が付属していました。
BC-VW1は生産完了しているため、中古品を買うならチャージャーが付属しているか、別途対応品を用意できるかを確認してください。
NEX-7中古の「ボディ+バッテリーのみ」は一見安く見えても、充電器を持っていなければ追加費用が発生します。
中古購入前の確認項目
2012年発売のNEX-7は、2026年時点で発売から14年以上が経過しています。
中古価格を数千円下げることより、正常に使える個体を選ぶことのほうが大切な年代です。
| 確認場所 | 見るポイント |
|---|---|
| センサー | 傷、汚れ、大きな付着物 |
| シャッター | 異音、エラー、連写、記録 |
| EVF | 表示、色、ちらつき、切り替え |
| 液晶 | 表示ムラ、線、チルト機構 |
| ダイヤル | 数値飛び、逆方向への誤反応 |
| マウント | がたつき、レンズ認識、電子接点 |
| カード | 認識、書き込み、再生 |
| バッテリー | 劣化、残量変化、電源落ち |
| 端子類 | USB、HDMI、マイク端子 |
| 付属品 | 充電器、バッテリー、キャップ |
センサーを確認する
可能ならレンズを外し、センサー周辺に目立つ傷や汚れがないか確認します。
通常のホコリなら清掃で改善することがありますが、傷がある場合は話が別です。
試写できるなら、白い壁や空などを撮影し、同じ位置に大きな影や異常が出ないかを見る方法もあります。
シャッター回数だけで決めない
中古カメラではシャッター回数を気にする人も多いですが、NEX-7について一般ユーザー向けに明示された「何万回まで保証」という耐久回数を基準にするのは難しいところです。
回数だけを見て安全と判断せず、実際に撮影できるか、連写できるか、画像を正常に保存できるか、異音やエラーがないかまで見てください。
EVFとダイヤルは重要
NEX-7を選ぶ理由になりやすいのがEVFとTri-Dial Naviです。
EVFは表示するだけでなく、色がおかしくないか、ちらつかないか、背面液晶から正常に切り替わるかを確認します。
Tri-Dial Naviでは、上面2個と背面の操作ダイヤルを回し、設定値が飛ばないかを見ましょう。
古いカメラでは、外装がきれいでも操作部に不調が出ている場合があります。
カードへの保存まで試す
電源が入り、シャッターが切れただけでは動作確認として十分ではありません。
SDカードを入れて撮影し、書き込み、再生、削除までできるか確認できるのが理想です。
レンズを装着できる環境なら、AF、絞り制御、レンズ認識、OSS対応レンズの手ブレ補正も見ておきたいところです。
付属品を価格に含めて考える
新品時にはNP-FW50、BC-VW1充電器、ストラップ、アイピースカップ、USBケーブルなどが付属していました。
中古ではすべて揃っている必要はありませんが、バッテリーと充電器は実用面で重要です。
たとえば、本体が3,000円安くても充電器がなく、別途購入する必要があるなら、最初から付属品の揃った個体のほうが結果的に買いやすい場合があります。
ファームウェアも確認する
NEX-7の本体ソフトウェアはVer.1.03が確認されています。
本体の「メニュー」から「セットアップ」「バージョン表示」と進むと確認できます。
Ver.1.02以下はアップデート対象とされていますが、古い製品ではパソコン環境なども含めて更新手順を確認する必要があります。
販売店とフリマの違い
NEX-7ほど古いカメラでは、「どこで買うか」も価格と同じくらい重要です。
同じ型番でも販売条件にはかなり差があります。
専門店は保証を確認する
中古カメラ専門店や大手カメラ店では、状態ランク、付属品、保証内容などが記載されていることがあります。
多少価格が高くても、保証や返品条件がはっきりしている個体なら、古いカメラを初めて買う人には安心材料になります。
販売店による違いが分からない場合は、カメラのキタムラとマップカメラ中古の違いも参考にしてください。
フリマは説明文を細かく見る
フリマでは専門店より安い商品が見つかることがありますが、「動作確認済み」という表現だけで判断しないほうがよいでしょう。
何を確認したのか、センサーやEVFの状態はどうか、バッテリーと充電器は付くのか、不具合があった場合の扱いはどうなるのかまで確認してください。
「現状品」「ジャンク」「詳細未確認」と記載された商品は、通常使用できる中古品とは分けて考える必要があります。
状態が価格より大切
NEX-7は販売数が限られるため、きれいな個体に高めの価格が付くことがあります。
ただし、状態がよいからといって価格上限を考えなくてよいわけではありません。
4万円台まで上がってくるとα6000など後年モデルと価格が重なるケースがあります。
NEX-7そのものが欲しいのか、それとも低価格のEマウント機が欲しいのかを一度分けて考えてみてください。
◆ユウのワンポイントアドバイス
NEX-7は「古いから安ければ買い」という機種ではありません。
外観、EVF、ダイヤル、充電環境、保証まで見たうえで、その個体に3万円台や4万円台を払う価値があるか考えるのがおすすめです。
修理とサポートも確認
古い中古カメラでは、買ったあとの故障も考えておく必要があります。
サポートページは残っている
ソニーでは現在もNEX-7のサポート情報や取扱説明書、アップデート情報を確認できます。
ただし、サポートページが公開されていることと、現在もあらゆる故障をメーカー修理できることは同じではありません。
補修用部品の保有状況や故障内容によって対応は変わるため、修理を前提に購入する場合はソニーや販売店へ事前に確認してください。
故障前提の価格にしない
「安いから壊れたら直せばいい」と考えて購入しても、部品の問題で希望する修理ができない可能性があります。
発売から長い年月が経過したカメラだからこそ、購入時点で正常に使える個体を選ぶことが大切です。
修理可否、レンズ互換、最新のアクセサリー対応など重要な点は、正確な情報をメーカー公式サイトで確認し、不明な場合はメーカーや販売店の専門スタッフへ相談してください。
NEX-7が向いている人
NEX-7は誰にでもおすすめできる中古カメラではありません。
現在の価格と機能を考えると、かなり好みが分かれる機種です。
写真をゆっくり楽しみたい人
NEX-7が向きやすいのは、風景、街歩き、建築、静物、商品撮影、旅行などを中心に撮りたい人です。
約2430万画素、RAW、EVF、MF拡大、フォーカスピーキングを使いながら、一枚ずつ撮るスタイルなら今でも楽しめます。
オールドレンズをアダプター経由で使い、マニュアルフォーカスそのものを楽しみたい人にも候補になります。
NEX-7自体が好きな人
Tri-Dial Navi、小型のマグネシウム合金ボディ、高解像度EVFなど、NEX-7には後年機とは違う個性があります。
この機種のデザインや操作感が好きで、「NEX-7を使うこと」そのものが目的なら、中古で探す価値はあります。
動体や動画中心なら再検討
走る子ども、ペット、スポーツ、野鳥を主に撮る場合は、AF性能を考えると後年モデルのほうが使いやすいでしょう。
4K動画、スマホ転送、自撮り、タッチ操作、ボディ内手ブレ補正などを求める人にもNEX-7は合いにくいカメラです。
「安いミラーレスが欲しい」という理由だけなら、α6000を含むほかの中古Eマウント機まで候補を広げてから決めることをおすすめします。
NEX-7中古のよくある質問
NEX-7中古を探していると、対応レンズやバッテリー、現在でも使えるかどうかなど共通する疑問が出てきます。
購入前に確認しておきたいポイントをまとめました。
NEX-7中古に関するよくある質問(FAQ)タップすると回答が開きます。
Q1. NEX-7は2026年でも使えますか?
A. 静止画中心なら現在でも使用できます。
約2430万画素のAPS-Cセンサー、RAW、EVF、MFアシスト、フォーカスピーキングを備えているため、風景やスナップ、静物、オールドレンズ撮影などには使いやすいでしょう。
ただしAF、動画、スマホ連携などは現在のカメラと大きな世代差があります。
Q2. NEX-7中古の相場はいくらですか?
A. 2026年10月7日前後の確認では、約2万円台後半から4万円台の中古掲載例があり、専門店系では3万円台から4万円台がひとつの目安でした。
ただし、在庫、状態、保証、付属品で価格は変わります。
購入時の最新価格を販売ページで確認してください。
Q3. 現在のEマウントレンズは使えますか?
A. NEX-7はソニーEマウントなので、多くのEマウントレンズを装着できます。
フルサイズ用FEレンズもEマウントですが、NEX-7ではAPS-C相当の画角になります。
また、新しいレンズでは一部機能に制限が出る組み合わせもあるため、型番ごとの互換情報をソニー公式で確認してください。
Q4. NEX-7はUSBで充電できますか?
A. NEX-7は本体内USB充電に対応していません。
NP-FW50をカメラから取り外し、対応するバッテリーチャージャーで充電します。
中古購入では充電器が付属しているか確認してください。
Q5. NEX-7とα6000ならどちらがおすすめですか?
A. 動く被写体、AF追従、スマホ連携を重視するならα6000のほうが選びやすいでしょう。
一方、NEX-7の約235.9万ドットEVFやTri-Dial Navi、デザインに魅力を感じるならNEX-7にも価値があります。
中古価格が近い場合は、発売年ではなく用途と個体状態で比較してください。
NEX-7中古のまとめ
NEX-7は2012年発売ですが、写真中心なら2026年現在でも使えるカメラです。
- 約2430万画素APS-CセンサーとRAW記録に対応
- 約235.9万ドットEVFとMFアシストを搭載
- Eマウントなので現在もレンズを選びやすい
- 中古ボディは3万円台から4万円台がひとつの目安
- AFは25点コントラスト方式で動体撮影には不利
- ボディ内手ブレ補正、Wi-Fi、4K、USB充電は非対応
- バッテリー、EVF、ダイヤル、センサー、充電器を購入前に確認
- 4万円台ではα6000など後年モデルとの比較も重要
NEX-7は、「古くても安いから買うカメラ」というより、NEX-7ならではの操作感やEマウントで写真を楽しみたい人が選ぶ中古機です。
状態のよい個体を3万円前後から3万円台で見つけられれば面白い選択肢ですが、4万円台以上になるならα6000系まで含めて比較してみてください。
価格だけで飛びつかず、センサー、EVF、ダイヤル、バッテリー、充電器、保証まで確認すること。
そこまで納得できる個体なら、NEX-7は今でも十分楽しめます。